活動報告

支援の輪

藤田けんじ Official Site Blog 昨日お願いしました、宮城県沿岸地区への救援物資が、続々と集まってきています。

中には、このブログを見たと、わざわざ市外から物資を届けてくれる方もいるなど、本当にありがたく感じています。

行政も、状況によっては告知等での支援協力を検討していただけるということになったのですが、太田ワクワク会の意向もあり、今回は急な話でもあるので、とりあえず民間レベルで頑張ってみるという心強い想いのもと、市民団体活動として進めることとなりました。

日中も問い合わせがあるなど、支援の輪が広がりつつあります。明日の夕方までは、物資の受付を行っていますので、引き続きご支援ご協力の程、お願いできれば幸いです。

宮城への支援物資提供のお願い!

鯨ヶ丘夜市を主催している太田ワクワク会のメンバーが、今週の土曜日(4月2日)に、宮城県沿岸地区へ救援物資を2t車4台で届ける計画があるということで、現在、友人・知人に協力を要請し、物資の収集を行っています。

具体的には、

○ 食料品<賞味期限が切れていないもの>

 ・ 缶詰(手で開けられるもの)

 ・ カップ麺

 ・ お餅

 ・ 梅干し

 ・ たくあん類

 ・ なめ茸などの瓶詰

○ 生活用品

 ・ 長靴(男性用・女性用)

 ・ 新品の下着( 〃 )

 ・ 歯ブラシセット

 ・ ひげそり

 ・ カセットコンロ

 ・ カセットボンベ

 ・ ラジオ

 ・ ペンライト

 ・ 単3電池

などとなっています。

お店で購入するのは大変かと思いますので、家にあるもの1個、2個でも結構ですので、是非多くの皆さんのご協力をお願いします。

つきましては今週の金曜日(4月1日)までに、

 ○ 太田ワクワク会代表<宮本>整体治療院「青龍」

    (常陸太田市中城町3376-2[ジョイフル山新常陸太田店向かい])

 ○ 鯨ヶ丘倶楽部代表<藤田>プルミエールフジタ

    (常陸太田市西三町2103[鯨ヶ丘ふれあい広場都隣]

まで、届けていただけると幸いです。

私自身、今回の市民団体のアクティブな行動力には、敬意を表すると同時に、今後は行政にも同様な窓口を設置していただけるよう働きかけていきたいと考えています。

私たちの暮らす地域は、ほぼ日常生活に戻りつつありますが、被害の大きかった地域にとっては、現実はまだまだ厳しい状況です。

  『みんなで小さな事から頑張りましょう!』

常陸太田市罹災証明

現在、常陸太田市においても、震災により住宅等が被害に遭い,地震保険等を請求する場合,罹災証明が必要となることから、市ではその発行の受付窓口を開設しています。

今日現在、受付件数は、2,000件にのぼり、そのうち現段階で認定されている内訳として、全壊31件、大規模半壊58件、半壊80件、一部破損249件となっています。

受付件数が多いため、その認定にはかなりの日数が要するとのことで、今後認定数も増えると測想されています。

一方、市内に設置してある2ヵ所の避難所では、市営住宅などの斡旋により、現時点で避難生活をしいらている市民の方は、大里ふれあいセンターで7世帯14人、生涯学習センターで2世帯3人と減少しつつあります。

藤田けんじ Official Site Blog そのような中、午後からは常陸太田市公益事業団の理事会が行われ、平成23年度の事業計画や会計予算について審議し、提出議案全てにおいて原案通り可決承認されました。

公益事業団が運営する西山荘に隣接された西山の里「桃源」も、今回の地震で建物の一部破損や地割れ、地酒をはじめとする土産品の損害など被害を受け、何よりも、震災以降の観光客が皆無に近い状況で、深刻さを増しています。

一日も早く観光施設の復旧工事を進めながら、経済が循環し、観光者が戻ることを願っております。

救援物資の依頼

ここ数日間、東北地方以外にも、茨城や千葉での今回の地震による被災の状況がTV等で報道されるようになり、今日は東京の某企業から、茨城県の県北地域に救援物資を送りたいので、被災地で今必要とされる物資の種類や現況について情報がほしいとの連絡がありました。

早速、市長にもその旨伝えたところ、現況、常陸太田市においては避難生活をおくっている市民も減少しており、物資についても何とか間に合っているということであったため、県北地域で特に津波をはじめ大きな被害を受けた、北茨城市に確認をとることとしました。

そこで地元の県議より、北茨城の県議を紹介してもらい連絡したところ、やはりカップ麺や水などの物資を送っていただけるとありがたいとの話を受けたため、先方の企業にも、その旨報告し、北茨城市への支援をお願いすることとなった次第です。

現在全国各地で、物資の提供や義援金などの募金活動が行われ、また、海外からも多くの国から復興支援のため来日し、様々な分野で支援していただいていることに、心から感謝すると同時に、人のやさしさ、暖かさを感じているところです。

水道水安全確認

TV等でも、常陸太田市の水道水の件が、数日間報じられていましたが、昨夜、市の発表により、市内全域の浄水場で放射線ヨウ素の数値が、乳児向けの基準値100ベクレル以下となり、安全が確認されたということで、予定されていた本日の2歳児以下のミルク用の水の配布もなくなったということであります。

常陸太田市内の各浄水場における放射性ヨウ素の最新結果は、

・ 瑞竜浄水場  不検出

・ 久米浄水場  22ベクレル

・ 新地浄水場  55ベクレル

・ 水府地区北部浄水場  29ベクレル

・ 里美地区北部浄水場  53ベクレル

となっており、どなたでも安心して飲料いただいて心配ない数値となりました。

県外の友人からも、マスコミの報道をみて、心配して連絡をいただいたりしていましたが、過剰報道の感もあり、全く心配ない旨、伝えたところです。

それよりも、今後の不安材料としては、出荷規制の指示の出た、茨城県産のホウレンソウやカキナの影響による、その他の県内農畜産物への風評被害です。

1999年の東海村JCO臨界事故の時も、かなりの風評被害を受けたことを思い出します。

予測される危険な状況についての報道に関しては、ある程度致し方ないとしても、その後、心配されていたケースには至らなかったといった、安全性を訴えてくれる報道が、あまりにも少なかったことを記憶しています。

今回もその再来と思えるような危機感を抱かずにはいられません。

まずは、少なくとも茨城県民は県内産の消費(地産地消)に心掛け、更には茨城県産の農畜産物の安全性についても風評被害が広がらないよう、国や各報道機関においても、しっかりとフォローして頂けることを、切に願うところであります。

鯨ヶ丘に元気を!

藤田けんじ Official Site Blog 本来であれば今日26日は、JR常陸太田駅の竣工式や、鯨ヶ丘ひなまつり関連の多くのイベントが予定されていた日でありましたが、震災の影響で延期や中止となってしまったため、午後から、商店会や、太田ワクワク会、鯨ヶ丘倶楽部メンバーで、商店街の瓦礫の片付けなどを行いました。

ガソリンについては未だ連日長蛇の列で、給油が厳しい状態が続いてい

藤田けんじ Official Site Blog ますが、スーパーなども通常に営業が再開されはじめ、食料品などはスムーズに入手できるようになってきており、全体的には少しずつ普段の生活に戻りつつあります。
そんな中、商店街でも、いつまでも下を向いていないで、元気を取り戻そうと、久しぶりに仲間が集い今回の活動となったところです。

また、夜は昼間参加できなかったメンバーも加わり、街に活気を取り戻していくためのアイデア等を出し合うなど、今後の対策について話し合いを行いました。

議会最終日


藤田けんじ Official Site Blog議場が震災の影響により、一部損壊してしまい使用できないため、最終日となる今日の本会議は、会場を全員協議会室へ変更して開催されました。

3月定例会の上程議案となっている、37議案について、付託された各委員会の委員長より報告後、一部の議案については質疑や反対討論、賛成討論などを経て、最終的には、全議案共に、原案通り可決されることとなりま
藤田けんじ Official Site Blogた。

今議会閉会にあたり、市長より、当面は災害復旧に向けて全力で取り組んでいく、更に、次回の定例会(6月議会)までの期間については、専決処分を行うことも予想されるため、ご理解をいただきたい、また、6月議会では第1回目の補正予算を上程し、国や県からの交付金の状況を見極めながら、
藤田けんじ Official Site Blog新年度の予算執行をしていくとの旨、挨拶がありました。

議会終了後は、引き続き全員協議会が開催され、市内における現在の、被災状況や、災害対策本部の対応について市長から説明がありました。

市長をはじめ、市職員におきましては、昼夜、休日を問わず復旧活動にあたられ、心から敬意を表する次第です。

議会としても執行部と協力しなら、今後の復興に向け、しっかりと取り組んでまいりますので、是非、市民の皆様にも、しばらくの間、ご不便をおかけすることがあろうかと思いますが、ご理解、ご協力をいただけますようお願いいたします。

自民党からの支援物資

藤田けんじ Official Site Blog 本日、自民党常陸太田支部の役員会を開催中に、梶山弘志代議士より電話で、自民党本部から常陸太田支部へ、ミネラルウォーター300ケース他、支援物資を送るので、自民党支部から常陸太田市へ寄贈していただきたいという連絡がありました。

午後5時、東京から到着した4t トラックには、荷台にぎっしりと山積みとなった物資が届き、支部長の西野一県議
藤田けんじ Official Site Blog 他、石井県議(大子)、鈴木県議(常陸大宮)、先崎県議(那珂)、下路県議(東海)らの応援のもと、副支部長の黒澤市議、支部幹事長の後藤市議、金砂郷支部長の成井市議、同事務局長の荒井市議と自分の併せて5人の市議、及び市職員にもお手伝いをいただき、荷降ろしを行い、大久保市長へと贈呈いたしました。

ちょうど、行政も今日から3歳児未満
藤田けんじ Official Site Blogの乳児用として、飲料水の配布をスタートしたところであり、まさにタイムリーな援助物資に、感謝するととも、是非有効に活用していただければと思います。

常陸太田市水道水分析結果

昨夜の防災無線で、市内の一部の浄水場で暫定基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたため、1歳未満の乳幼児については飲用を控え、備蓄用飲料水ーの配付を実施するとの放送により、市民の間で、不安や混乱を招いておりますが、これは、あくまで乳児に対する飲用自粛ということであり、一般的に生活用水として、または乳児以外が飲用する分には全く影響はありませんので、安心していただきたいと思います。

本日、市水道部の分析結果が公表され、以下のようになっています。

                        放射能濃度(ベクレル / kg) 

○ ヨウ素131

   ・ 瑞竜浄水場 22日 08:30  23       23日 18:55 不検出

   ・ 新地浄水場 22日 12:00  64       23日 18:15  55

   ・ 久米浄水場                  23日 18:40  150 

   ・ 里美浄水場 22日 12:00  53

   ・ 水府浄水場 22日 12:00  245       23日 17:35  29

○ セシウム134, 136, 137

   ・ 瑞竜浄水場 22日 08:30  6.65      23日 18:55 不検出

   ・ 新地浄水場 22日 12:00 不検出     23日 18:15 不検出

   ・ 久米浄水場                  23日 18:40 不検出

   ・ 里美浄水場 22日 12:00 不検出

   ・ 水府浄水場 22日 12:00 不検出     23日 17:35 不検出

<暫定規制値(飲料水)>

   ・ ヨウ素 131  300ベクレル/kg, 乳児は 100 ベクレル/kg

   ・ セシウム 134,136,137  200ベクレル/kg

※規制値は,長期にわたり摂取した場合の健康影響を考慮して設定したもの

  でありますから,代替えとなる飲用水が確保できない場合には,摂取しても

  差し支えありません。

現時点では、

※岩手町,芦間町,玉造町,大平町,久米町,大里町,薬谷町,高柿町の一部に

  お住いの乳児には,引続き水道水を飲ませるのを控えるようにして下さい、

  との結果となっています。

※水道部は今後も,当分の間分析を続け,結果が出次第、 市ホームページ    http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/  等で、お知らせすることとなっていますので

  ご覧ください。

 

    

避難所に癒しのひととき!

藤田けんじ Official Site Blog 昨日に続き、竜馬さんが市内のもうひとつの避難所となっている常陸太田市生涯学習センターを慰問し、ヴァイオリン演奏による癒しのひと時を提供してくれました。

また、今回同行している竜馬さんのプロデュースを担当しているという和田弥一郎さんも、シンセサイザー演奏や歌などで避難生活をおくっている方々から笑みを引き出すなど、約1時間藤田けんじ Official Site Blog

にわたり、笑いあり、涙ありの感動的な時間を共有させていただきました。

聞くところによると、この和田さんは、なんと昭和を代表する音楽グループ・マヒナスターズのリーダー和田弘さんのご長男らしく、更に祖父が常陸太田市水府地区の方ということで、その不思議なご縁には驚いたところです。

この2日間、竜馬さんには音楽家として、生演奏を通じ常陸太田に元気と勇気を与えていただき心から感謝しております。

明日からは名古屋に移動し、チャリティーコンサートを実施し、常陸太田への義援金を募っていただけるということで、本当に頭の下がる思いです。

こんな素晴らしい活動をしているアーティストが常陸太田大使になっているということを誇りに、我々市民も今後は逆に竜馬さんをしっかりと応援していかなければと感じた次第です。