活動報告

御用始め!

2012年の御用始めとなった本日、自分も新年のあいさつ回りを行いました。

今年は震災翌年ということで、誰もがもう二度とあのような大きな地震が来ないように願うと共に、まずは復興への取り組みを引き続き最優先しながら、安心して安全に暮らせる地域社会を望んでいることが伺えます。

また、家業(理・美容)は明日からの営業となりますが、今年は成人式も8日の開催と目前に迫っており、その準備に追われる年明けとなりそうです。

いずれにせよ、いよいよ2012年が始動しました。

自分としては、昨年にも勝るとも劣らない気持ちと、行動力で汗を流し続けていきたいと思います。

『頑張ります!』

東北の旅・2日目

藤田けんじ Official Site Blog2日目は宮城県へと向かい、津波の爪痕をメンバーは勿論、参加した子供たちにもその現実を生の目に焼き付けてもらおうと、石巻市・東松島市の沿岸地域を視察しました。

二階部分は原形を残しているものの、一階部分は破壊されている建物があちこちに残っており、石巻港付近には、膨大な瓦礫の山があるなど、その被害の大きさには言葉を失いました。
藤田けんじ Official Site Blog自分は震災一ヶ月後の昨年4月に、岩手県の陸前高田市と大槌町を訪問していますが、あれから8ヶ月以上も経過しているにもかかわらず、未だになかなか進まない、復旧作業や瓦礫処理には、国の判断や対応の遅さを感じざるにはいられませんでした。

そんな中、昼に訪れた松島市の、さかな市場をはじめ松島湾付近では、多くの観光客で賑わいを見せ、復興の兆
藤田けんじ Official Site Blogしが感じられるなど、明るい現況も垣間見ることができ、大変嬉しく思いました。

また、津波で全ての商品を流されてしまったという、お土産店の方の前向きさには勇気を与えてもらった気がします。

今回の2日間の旅を終え、以前に宮城県村井知事が被災地復興支援のためには、現地を訪れ消費をしてもらえることが、最大の支援につながると言っていたことが、理解できたように感じます。

宮城県や福島県同様に、我が茨城県もいろんな意味での風評被害を受けている自治体であります。

自分たちも、これまでと同じように、この地で生活し、この地で収穫された米や野菜を普通に消費しています。

是非、茨城産の生産物も敬遠せずに購入いただくと共に、茨城県そして常陸太田市に観光に訪れていただけることを切に願っています。

東北の旅

藤田けんじ Official Site Blog日頃から共にまちづくり活動を行っている鯨ヶ丘倶楽部メンバーで、東北復興支援も兼ねて、福島県と宮城県に一泊で出かけてきました。

当初計画をたてた11月時点では、正月三が日という時期に加え、メンバーの家族も含めて大所帯ということもあり、予約が取れないのでは?とも思っていましたが、福島県飯坂温泉の某ホテルに電話したところ、今年は原発
藤田けんじ Official Site Blogの風評でキャンセルが相次いでおり、宿泊可能ということだったため、マイクロバスをしたてて、津波による被災地の現況視察、及び「復興支援・東北グルメの旅」と銘うち、19名で出発しました。

初日は、喜多方市で昼食(ラーメン)をとり、会津若松・猪苗代湖と福島県内を巡り、宿泊地の飯坂温泉へと向かいました。

会津地方の雪景色は勿論、猪苗代湖畔では樹氷も見られるなど、冬の厳しさを感じると同時に、幻想的な風景に感動を覚えました。

一方、やはり風評の影響か、どこの観光地も正月にしては思いのほか観光客が少なく感じました。

ホテルの駐車場もほとんどが福島ナンバーで、県外からの宿泊客の少なさを物語っているようでした。

また、宿泊されている方の中には、避難先の仮設住宅から来たという方もいるなど、改めて今回の震災の大きさを再認識した次第です。

年頭にあたって…

藤田けんじ Official Site Blog 「謹賀新年」

いよいよ2012年、新たな年の幕開けです。

今年は、穏やかに日々の生活が送れることを願う一方で、元気を出して震災の復興・そして発展へ向けて、アクティブに行動していきたいと思います。

何となく閉塞感の漂う、世の中ではあ
藤田けんじ Official Site Blog りますが、地域に活気が出るよう、皆で地域を盛り上げ、共に活動していきましょう。

元旦の本日は、地元別雷神社の年越し行事の片付けや、親族での新年顔合わせ会、そして長女(大学生)、次女(高校生)が、巫女としてご奉仕している、若宮八幡宮に親族そろって初詣に出かけてきました。
藤田けんじ Official Site Blog 境内は日付の変わった夜中から、途切れることのない長蛇の列で、例年以上に参拝者も多く、皆、今年はこれまで以上に幸せを強く願う、そんな想いの表れなんだろうと感じたところです。

今日も震度4の地震があるなど、新年早々の大きな余震で、不安もよぎりますが、安全にそして安心して暮せる地域社会の構築を願って、自分も心新
藤田けんじ Official Site Blog たな決意を胸に参拝をいたしました。

お焚きあげ

藤田けんじ Official Site Blog地元・別雷神社の氏子により、年越し準備が行われました。

夏の太田のヨマチ(夜祭)と同じように、旧太田16町内では、各町内に奉られている神社で、新年を迎える行事が大晦日に行われています。

別雷神社では、古くなった縁起物などのお炊きあげ用の火をおこして、新年の参拝者を迎えるようにしています。

この光景こそ、まさに子どもの頃藤田けんじ Official Site Blogから

の故郷の「ゆく年、くる年」であり、今年ほど、いつもどおりにこの日を迎えることが出来たことをありがたく感じたことはありません。

振り返ると、3.11の震災の影響で、長かったような、あっという間だったような、時の流れをつかめにくかった1年であったように感じます。

地域でも多くの被害を受けましたが、一方でこれまで経験したことのない生活の体験などから、逆にたくさんの学びを得ることができました。

地域コミュニティの大切さを実感し、人の優しさを実感し、水や食べ物のありがたさを実感し、便利すぎる生活への反省を実感し、限りあるエネルギーのあり方を実感し、そして何より、普段通りのありがたさを実感する等々、今となっては震災があったからこそ気づかされたことが、とても多かったと感じています。

そんな沢山の実感した想いを、決して忘れることのないよう心掛け、新たな年も前進していきたいと考えます。

恒例の餅つき!

藤田けんじ Official Site Blog毎年大晦日の晩に、年をまたいで開催していた恒例の「餅つき」ですが、今年は都合で晦日(30日)に行いました。

午後6時頃から、スダジオボンズ内に、続々と仲間が集い始め、突きたてのお餅を、納豆、きなこ、大根おろしなどで頬張りながら、述べ10臼を、夜中の1時位までかけて突きあげました。

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市販のものや、機械で突いたお餅と比べて、餅自体の伸び具合や柔らかさ等に断然の違いが感じられるため、「のし餅」の注文も多く、今回も30枚程度つくりました。

毎回参加している子供たちも、突き方が様になってきており、なかには返しまで出来るようになった子供もいます。

簡素化されがちな日本の伝統文化ではありますが、この杵と臼を使った「餅つき」も、次世代へしっかりと継承していけるよう、実施し続けたいと思います。

県議を囲む地元町会の集い

常陸太田市選挙区輩出の西野一県議を囲んでの、地元町会の集いが開催されました。

町会の皆さんからは県議への期待は勿論、自分に対しても心強い激励をいただくなど、新年に向けてテンションの上がる会合となりました。

県議とは同じ町会ということもあり、幸い何かと話しやすい環境にあるため、今後もしっかりと情報を共有、スクラムを組みながら、常陸太田市の発展目指し、取り組んでいきたいと考えています。

特に茨城県の場合は、南北格差是正が大きな課題であり、過疎化の進む県北地域の発展なくして、県の発展はないといっても過言でありません。

是非、県北に目を向けた県の施策に期待すると同時に、要望等も伝えながら、地域(まち)づくりに励んでいきたいと思います。

御用納め

市役所も今日で、御用納め。

明日29日から1月3日までの6日間、本庁及び各支所ともに休業となります。

主な施設等の年末年始の休館・休業日については下記HPを参照ください。

http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/news.php?code=1814

改めて1年を振り返ってみると、今年は、何といっても歴史に残る3.11の東日本大震災に尽きると思います。

常陸太田市も地震による甚大な被害を受け、更には福島原発事故による風評被害と深刻な状況でありました。

そのような中でも、救いだったのは市民力・地域力の大きさであったと感じています。

震災直後に近所隣りが、互いに支え、助け合いながらの行動には、人の優しさと同時に、復旧・復興への力強さを感じました。

昨今、地域コミュニティの希薄化が問題視されている日本の社会でありますが、我が常陸太田市は、まだまだ大丈夫と、嬉しく誇りに感じた次第です。

そんな故郷の未来のためにも、新たな年が地域にとって幸多い1年であってほしいと願うと共に、更なる復興、そして発展目指し、自分も汗を流していく覚悟であります。

茨城のさかな市場

藤田けんじ Official Site Blog3.11の東日本大震災で津波の被害を受けた、大洗と那珂湊のさかな市場周辺に、正月の買い物を兼ねて家族で出かけてきました。

大洗アウトレットの一室では、津波に襲われた当時の写真展示や、サイレンの音と共に「避難せよ!」と、呼びかけ続けた消防士さんの音声の入った、津波の映像が放映されており、改めて津波の怖さと、被害の大きさに言
藤田けんじ Official Site Blog葉の出ない心境でありました。

一方、津波の被害を受けた市場は、活気を取り戻しつつあり、昼食をとった「大洗海・山直売センター」内にある大洗町漁協直営の「かあちゃんの店」は、午後1時を過ぎても満席状態で、店内に入るのにしばらく待たされるほどでありました。

また、那珂湊おさかな市場も、県内外からの自家用車をはじめ、大型観光
藤田けんじ Official Site Blogバスも6台ほど駐車されているなど、多くの方が来場されており、その光景に復興への灯りを感じ、とても嬉しく思いました。

正月には、宮城県の「松島さかな市場」も訪問予定なので、茨城同様に元気を取り戻している様子を、直接感じることができればと期待しているところです。

正月飾り「門松」完成!

藤田けんじ Official Site Blog恒例となっている、正月飾りの「門松」を鯨ヶ丘倶楽部のメンバーで作成しました。

竹は知人の竹藪に取りに行き、松や梅など他の飾りものは、友人が用意してくれて、今年も高さ約3mにもなる立派な門松が出来上がりました。

鯨ヶ丘を訪れた方に、おもてなしの一環として、季節の行事を感じていただこうと、平成20年から毎年手作りで行っているもので、今回で5年目になります。

初年度こそ、造園に詳しい友人にアドバイスをいただきながらの制作でありましたが、今では、倶楽部のメンバーのみで出来るまでに成長し、街中でも門松を飾っている店舗が減少している
藤田けんじ Official Site Blog中、続けられる限り毎年作り続けようと、張りきっています。

特に、今年は3.11の震災により、地元常陸太田市も大きな被害を受けるなど、復旧そして復興へと新年を迎えるにあたり、幸多き年となってほしいとの願いも一入であります。

この大きな門松は常陽銀行太田支店隣りの、鯨ヶ丘倶楽部前に設置してありますので、是非、ご覧になってみてください。