今回の視察は、文教民生委員会の委員7名と事務局職員1名の計8名で、訪問しています。
今朝は9時に、久留米市内の宿泊したホテルまで、久留米市の議会事務局職員が、マイクロバスで迎えにきてくれました。
約5分で市役所に到着し、地上20階建ての立派な庁舎の19階にある議会フロアの特別委員会室にて、『小中学
生学習支援ボランティア事業』について、市教育委員会の担当である指導主任の方から、事業の目的や内容及び実績、更には課題などについて、資料をもとに説明いただきました。
人口30万を超える中核市ということで、市内には大学も数校あるといった恵まれた環境下にあり、事業のスタートした平成23年度よりも、24年度のほうが、受け入れ学校数も倍増すると共
に、ボランティア登録学生数も1.5倍になるなど、規模も拡大しているということでありました。
また、指導する大学生にとっても、貴重な経験となるなど、指導を受ける側と提供する側、双方にメリットが生まれるなど、目的以上の成果に繋がっているということで、今後更なる展開に期待が高まっているように感じられました。
その後、議場を見学し、駅まで送っていただき、次なる視察地、筑紫野市へと電車で移動。
筑紫野市でも議会事務局職員が、最寄りの二日市駅までマイクロバスで迎えに来ていただき、昼食をとった後、市庁舎へと向かい、2階委員会室で、『子ども条例』について、担当である子育て支援課職員の方から、制定に至るまでの経緯及び背景、概要や特
色、更には、ねらいや効果などについて説明をいただきました。
この条例は社会全体として、子育て支援、及び子どもの権利擁護についての意識付けを高めようと定まられたもので、今後、いかに市民全体へ浸透、周知していくかが重要で、課題でもあるということでした。
常陸太田市においても、「子育てにやさいいまち」 「若者定住促進」などの
推進にあたり、今回の先進事例を参考にしながら、今後の政策に反映していけるよう委員会内で検証していきたいと考えています。