昨日、緊急に組織した自治災害対策網を活かし、今日は給水支援を中心に朝から活動を行いました。
行政の給水車による支援活動にも限界を生じてきている中、高齢者世帯を中心に、飲料水の配布と、湧水を汲んできての生活用水(特にトイレ用)の提供を地元市民と共に行いました。
また、市の対策本部にも随時足を運びながら、地域の現況を報告するとともに、少しでも地域の方が安心できるよう、電気の復興に向けた進捗状況の確認や情報の提供などに動き回りました。
午前中には、常陸太田市の変電所にも、やっと東京電力が到着し、安全を確認次第、随時電力の供給を行うとの朗報が入り、午後からは念願であった電気が、実に約50時間ぶりに復旧され始まると、あちらこちらで歓びの歓声が湧き上がっていました。
電気が通ることにより、最低限の食事は各家庭で賄えることとなるため、大きな希望への第一歩であり、あとは、1日も早く水が供給されることを願うばかりとなりました。
夕方には、瓦の崩れてしまった友人宅の屋根の補修を仲間で行うなど、日に日に、元気を取り戻しつつあります。
一方、久しぶりにTVからの情報を得られる状況となり、東北地方の驚くべき悲惨な映像を目にし、改めて今回の震災の大きさと恐怖を実感すると同時に、自分達の地域もこれから様々な点で大変ではありますが、東北から比べれば、まだ助かった方だという前向きな気持ちで、また明日からの復興活動に励んでいきたいと思います。