活動報告

自民党からの支援物資

藤田けんじ Official Site Blog 本日、自民党常陸太田支部の役員会を開催中に、梶山弘志代議士より電話で、自民党本部から常陸太田支部へ、ミネラルウォーター300ケース他、支援物資を送るので、自民党支部から常陸太田市へ寄贈していただきたいという連絡がありました。

午後5時、東京から到着した4t トラックには、荷台にぎっしりと山積みとなった物資が届き、支部長の西野一県議
藤田けんじ Official Site Blog 他、石井県議(大子)、鈴木県議(常陸大宮)、先崎県議(那珂)、下路県議(東海)らの応援のもと、副支部長の黒澤市議、支部幹事長の後藤市議、金砂郷支部長の成井市議、同事務局長の荒井市議と自分の併せて5人の市議、及び市職員にもお手伝いをいただき、荷降ろしを行い、大久保市長へと贈呈いたしました。

ちょうど、行政も今日から3歳児未満
藤田けんじ Official Site Blogの乳児用として、飲料水の配布をスタートしたところであり、まさにタイムリーな援助物資に、感謝するととも、是非有効に活用していただければと思います。

常陸太田市水道水分析結果

昨夜の防災無線で、市内の一部の浄水場で暫定基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたため、1歳未満の乳幼児については飲用を控え、備蓄用飲料水ーの配付を実施するとの放送により、市民の間で、不安や混乱を招いておりますが、これは、あくまで乳児に対する飲用自粛ということであり、一般的に生活用水として、または乳児以外が飲用する分には全く影響はありませんので、安心していただきたいと思います。

本日、市水道部の分析結果が公表され、以下のようになっています。

                        放射能濃度(ベクレル / kg) 

○ ヨウ素131

   ・ 瑞竜浄水場 22日 08:30  23       23日 18:55 不検出

   ・ 新地浄水場 22日 12:00  64       23日 18:15  55

   ・ 久米浄水場                  23日 18:40  150 

   ・ 里美浄水場 22日 12:00  53

   ・ 水府浄水場 22日 12:00  245       23日 17:35  29

○ セシウム134, 136, 137

   ・ 瑞竜浄水場 22日 08:30  6.65      23日 18:55 不検出

   ・ 新地浄水場 22日 12:00 不検出     23日 18:15 不検出

   ・ 久米浄水場                  23日 18:40 不検出

   ・ 里美浄水場 22日 12:00 不検出

   ・ 水府浄水場 22日 12:00 不検出     23日 17:35 不検出

<暫定規制値(飲料水)>

   ・ ヨウ素 131  300ベクレル/kg, 乳児は 100 ベクレル/kg

   ・ セシウム 134,136,137  200ベクレル/kg

※規制値は,長期にわたり摂取した場合の健康影響を考慮して設定したもの

  でありますから,代替えとなる飲用水が確保できない場合には,摂取しても

  差し支えありません。

現時点では、

※岩手町,芦間町,玉造町,大平町,久米町,大里町,薬谷町,高柿町の一部に

  お住いの乳児には,引続き水道水を飲ませるのを控えるようにして下さい、

  との結果となっています。

※水道部は今後も,当分の間分析を続け,結果が出次第、 市ホームページ    http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/  等で、お知らせすることとなっていますので

  ご覧ください。

 

    

避難所に癒しのひととき!

藤田けんじ Official Site Blog 昨日に続き、竜馬さんが市内のもうひとつの避難所となっている常陸太田市生涯学習センターを慰問し、ヴァイオリン演奏による癒しのひと時を提供してくれました。

また、今回同行している竜馬さんのプロデュースを担当しているという和田弥一郎さんも、シンセサイザー演奏や歌などで避難生活をおくっている方々から笑みを引き出すなど、約1時間藤田けんじ Official Site Blog

にわたり、笑いあり、涙ありの感動的な時間を共有させていただきました。

聞くところによると、この和田さんは、なんと昭和を代表する音楽グループ・マヒナスターズのリーダー和田弘さんのご長男らしく、更に祖父が常陸太田市水府地区の方ということで、その不思議なご縁には驚いたところです。

この2日間、竜馬さんには音楽家として、生演奏を通じ常陸太田に元気と勇気を与えていただき心から感謝しております。

明日からは名古屋に移動し、チャリティーコンサートを実施し、常陸太田への義援金を募っていただけるということで、本当に頭の下がる思いです。

こんな素晴らしい活動をしているアーティストが常陸太田大使になっているということを誇りに、我々市民も今後は逆に竜馬さんをしっかりと応援していかなければと感じた次第です。

予算特別委員会

藤田けんじ Official Site Blog 予算特別委員会が開催され、平成23年度一般会計及び特別会計について、委員会に付託された10議案の質疑及び要望等を行い、一部の議案について反対意見もありましたが、全ての議案共に原案通り可決することとなりました。

また、震災に関する補正予算については、現段階では被害総額が想定できないため、今後、国や県からの交付金、更には基金からの繰り入れを行いながら、随時行っていくとのことであります。

当面は、災害復旧を最優先していきながらも、当初より計画されていた新年度の様々な事業についても、一部見直しや修正を図るにしても、できるだけ予定通り執行できるよう務めていっていただきたいと考えております。

嬉しい出来事!

藤田けんじ Official Site Blog 震災以来、休校となっていた市内の小中学校が今日から再開され、元気に登校する子供たちの姿を、久しぶりに見ることができました。

ただ、給食については復旧が間に合わず、今日も午前中で下校となり、小学校では明日卒業式を迎え、明後日の終業式で今年度も終了となってしまいます。

この春休み期間中には、今回被害を
藤田けんじ Official Site Blog 受けた学校や幼稚園、保育園などの復旧工事を最優先し、子供たちの生活環境への影響を最小限に止められるよう、働きかけていきたいと考えています。
そしてもう一つ、今日は嬉しい出来事がありました。

それは、常陸太田大使にも任命されている、プロヴァイオリニスト竜馬さんが、避難所となっている大里ふれあい
藤田けんじ Official Site Blogセンターを慰問し、ミニライブを行ってくれたことです。

この施設には、今もなお約60名の方が避難生活を続けています。

そんな方々に、竜馬さんから楽しいひと時を過ごしてほしいという粋なはからいで、実現したものです。

小さい子供たちから、お年寄りの方までが、竜馬さんの奏でる音色や、トークに耳を傾け、時には一緒に手拍子をしながら、約1時間のライブを楽しんでいました。

ライブ終了後は、子供たちが楽器に触れるなどして、楽しいひと時を物語っているかのようでありました。

予算特別委員会への調査

明後日に延期になった、今議会の予算特別委員会に向け、予算書や関連資料を調査し、質疑事項の整理を行いました。

例年、一般会計と特別会計を2日間に分けて行っていますが、今回は震災の影響から、急遽1日に集約して開催されることになりました。

そのため、質疑に関してもできるだけ絞り込む必要があり、一般会計では、36のチェック項目を12項目に、特別会計も7のチェック項目を4項目に留めて、質疑を行う準備を整えました。

今後災害復興に向けて大幅な補正予算を組む必要があることから、まず新年度予算の執行がスムーズに図られるように心掛け、初の予算特別委員会に臨んでいきたいと考えています。
藤田けんじ Official Site Blogまた、市内の道路は今日も、ガソリン給油を待つ車で大渋滞でした。

知人は朝5時30分から並びはじめ、給油できたのが、なんと午後1時。実に7時間30分かけてやっと順番が回ってきたといった異常な状況です。

3連休も最終日を迎え、明日からは仕事へ復帰する方も多くなることと思います。なんとか1日も早く、このガソリン不足という非常事態からの復旧を切望している次第です。

美談

水戸在住の知人から、お世話になった太田市内の人を探してほしいとの話があり、詳しく聞いてみると、地震直後、実家(常陸太田市薬谷)に避難しようとしたところ、車が立体駐車場のため出せない事から、小学1年生の子供と本人(母親)の二人で、約30kmの距離を歩いて行こうと決心し、移動中3分の2を過ぎた地点(那珂市額田)で、たまたま車で通りがかりの家族が声をかけてくれて、実家まで送っていってくれたということでありました。

別れ際に、名前を聞いても「心配しないで大丈夫だよ!」と、教えてもらえなかったらしく、数少ない手がかりから、心当たりを調べたところ、なんと近所の“ソースカツ丼で有名な老舗の若旦那さんファミリー”と判り、早速、その知人にも報告するとともに、若旦那さんにも親子が本当に感謝している旨、伝えさせていただきました。

20kmもの距離を歩いてきたこと事態もすごい事ですが、このご時世、なかなか見知らぬ人に声をかける勇気も持てない中、とても感動的な事柄であると感じました。

最近CMでも、“こころはだれにも見えないけれど、こころづかいは見える” “思いは見えないけれど、思いやりはだれにでも見える” “その気持ちをカタチに” と放送されていますが、まさにその通りだと思います。

困っている時は “お互いさま!” そんな地域、そして日本になっていってほしいと願っています。

地元では、災害ボランティアの登録が日に日に増え、200名近い人達が、屋内、屋外の後片付けや見守り活動など生活全般のお手伝いに従事しています。

また、常陸太田市や鯨ヶ丘倶楽部とも交流のある、港区・白金志田町倶楽部からも、支援協力に向けて準備を進めているとの連絡が入り、本当に多くの方の支えや思いやりに感激している今日この頃です。

市職員も大奮闘!

藤田けんじ Official Site Blog 震災から8日目を迎え、市内でも一部の地域を除き断水もほぼ復旧され、公衆浴場も営業を再開するなど、給水活動や入浴に関する問題も解決しつつあります。

食料に関しても、だいぶ入手できるようになりはじめ、大きな混乱もなく、精神的にも楽になってきたように感じます。

ただ、相変わらずガソリンに関しては、連日スタンド付近に朝から長蛇の列が続いており、4~5時間並んでやっと給油できたといった状況で、中にはせっかく長時間並んでいたのに、給油してもらえなかったといった方も多く、難航してます。

一方、この間の市職員の奮闘ぶりには、頭が下がる思いです。

予想外の震災に対応も困難を極める中、市長を中心にいち早く災害対策本部を立ち上げ、日が経つごとに内容が変わっていく様々な課題に、各課総力をあげて対応していました。

自分も連日、何度も市役所に足を運び、正確な情報の収集や市民の声を伝えるなどしてきましたが、対策本部は24時間体制で、また各課も必死に働いている姿に感動しました。

市民の中には、市の対応に不満もある方もいることと思いますが、市役所の現場を見る限り、今回のような状況下では懸命に精一杯の対応をしていると感じています。

今日も休みを返上し、多くの職員が役所につめたり、給水所に出向いたりと頑張っています。

また高校生や一般市民のボランティアの登録も増え始め、復興活動へと汗を流しています。

こんな時だからこそ、市民と行政が協力し合いながら、住みよい地域を築いていく、絶好の機会であると思います。

自分達の暮らすこの常陸太田を、市民皆が誇りに思えるようなまちにするためにも、互いに支え合いながら頑張っていきましょう。

※ このブログを書いている最中にも、震度5の地震が起き、正直冷やっとしました。まだまだ余震も多く不安な日々が続きますが、冷静に行動していきましょう。

地域巡回

震災から1週間が過ぎ、これまでは地元エリアの復旧を中心に活動してきましたが、鯨ヶ丘周辺もだいぶ落ち着きを取り戻してきているため、今日は、親戚や近所のお年寄りが入所している介護老人保健施設や、旧太田市内の被害状況を巡回しながら、知人宅などを訪問しました。

皆さん、思いの他元気で安心すると同時に、逆に励ましの言葉をいただくなど、人のやさしさや、思いやりを感じる1日でした。

また、災害復旧の特別融資制度や、罹災証明の手続きの仕方などの問い合わせがくるなど、復興に向けた動きが徐々に始まってきています。

一方、墓地が悲惨な状況と聞きつけていたため、彼岸の入りということで、父親と墓参りにいったところ、我が家のお墓も、竿石はずれていたものの、かろうじて損壊は免れていましたが、墓誌や灯篭、昔の小さい墓石などは、無残にも倒壊してしまっていました。

いろんなところに爪痕を残している、今回の震災ではありますが、東北の津波で被災した方々から比べれば、このように生活できていること事態、幸いと思って前向きに頑張っていきましょう。

被害状況

藤田けんじ Official Site Blog 昨日の市議会全員協議会で、災害建築物応急危険度判定において、「危険」判断となった、太田小学校や太田中学校の体育館、並びに進徳幼稚園など、被害状況の確認に伺いました。

小中学校の体育館については、窓ガラスや天版が破損するなど、使用不可能な状況であり、太田小学校の卒藤田けんじ Official Site Blog
業式は23日(水)生涯学習センターで5・6年生を対象に執り行うこととなったようです。

また、市内いたるところで、液状化現象が発生しており、特に金砂郷地区ではマンホールが1m以上にも突き出てしまっているなど、被害の大きさを改めて痛感した次第です。

26日に予定されていたJR常陸太田駅の竣工式も延期され、関連するイベントは全て中止となってしまいました。

家業の理美容業も、とりあえず昨日から節電に心掛けながら営業を再開しましたが、ガソリン不足などの影響のせいか、開店休業のような状態です。

普段の生活に戻るまでには、まだまだ日数を要する状況であります。
藤田けんじ Official Site Blog一方今日の茨城新聞には、鯨ヶ丘地区での一連の支援活動の記事が掲載されるなど、地域コミュニティーにとって大きな励みとなりました。