昨夜の防災無線で、市内の一部の浄水場で暫定基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたため、1歳未満の乳幼児については飲用を控え、備蓄用飲料水ーの配付を実施するとの放送により、市民の間で、不安や混乱を招いておりますが、これは、あくまで乳児に対する飲用自粛ということであり、一般的に生活用水として、または乳児以外が飲用する分には全く影響はありませんので、安心していただきたいと思います。
本日、市水道部の分析結果が公表され、以下のようになっています。
放射能濃度(ベクレル / kg)
○ ヨウ素131
・ 瑞竜浄水場 22日 08:30 23 23日 18:55 不検出
・ 新地浄水場 22日 12:00 64 23日 18:15 55
・ 久米浄水場 23日 18:40 150
・ 里美浄水場 22日 12:00 53
・ 水府浄水場 22日 12:00 245 23日 17:35 29
○ セシウム134, 136, 137
・ 瑞竜浄水場 22日 08:30 6.65 23日 18:55 不検出
・ 新地浄水場 22日 12:00 不検出 23日 18:15 不検出
・ 久米浄水場 23日 18:40 不検出
・ 里美浄水場 22日 12:00 不検出
・ 水府浄水場 22日 12:00 不検出 23日 17:35 不検出
<暫定規制値(飲料水)>
・ ヨウ素 131 300ベクレル/kg, 乳児は 100 ベクレル/kg
・ セシウム 134,136,137 200ベクレル/kg
※規制値は,長期にわたり摂取した場合の健康影響を考慮して設定したもの
でありますから,代替えとなる飲用水が確保できない場合には,摂取しても
差し支えありません。
現時点では、
※岩手町,芦間町,玉造町,大平町,久米町,大里町,薬谷町,高柿町の一部に
お住いの乳児には,引続き水道水を飲ませるのを控えるようにして下さい、
との結果となっています。
※水道部は今後も,当分の間分析を続け,結果が出次第、 市ホームページ http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/ 等で、お知らせすることとなっていますので
ご覧ください。