停電がいつまで続くか、解からないため時間を有効に使おうと、夜明けと共に活動を開始。
まず、前夜のラジオで常陸太田市でも一人亡くなった方がいるとの放送があり、知人と同姓同名だったため、昨夜に続き消防防本部に再度情報を確認の後、知人宅を訪問したところ、納屋で作業中に建物が崩壊し、その下敷きになってしまったと家族から状況
を伺い、とても辛い悲しみに言葉を失いました。生前大変お世話になった感謝とご冥福をお祈りいたしながら、ご焼香をさせていただき、犠牲になってしまった知人の為にも、少しでもこの被災の状況を復興させようと、その足で、市役所の災害対策本部に立ち寄り、給水はじめ避難所の物資などの状況を確認。
個々人への対応には限界があると感じ、地元コミュニティーとして支援策を考えようと、商店会長さんや近隣7町会の会長さんと協議し、急遽炊き出しをすることに決定。
湧水が出ているとの情報を得、水を汲みにいったり、ガス釜や米、野菜などの食材を地元市民や行政にも提供いただき、町会女性部などの支援のもと、おにぎりとみそ汁約300人分を作り、各町会、班長さん宅に届け、高齢者世帯を中心に配給していただきました。
片付も含めて何とか夕方、日があるうちに終了でき、2日目の夜も、昨晩同様、電気のない中、暗闇での生活となりました。