太田法人会青年部会の研修視察で、NHK大河ドラマ『八重の桜』の舞台となった、会津若松市を訪問してきました。
現在、茨城県でも徳川光圀公ゆかりの地域が一体となり、「光圀伝」の大河ドラマ化を実現するための署名活動を行っているにあたり、実際にドラマ化された先進地の経済効果も含めた実状について、会津若松商工会議所
の副参事である結城重良氏より、震災後の観光振興に向けた取り組みや、持続可能な観光振興策について講話を伺ってきました。
八重の桜の大河ドラマ化については、震災における被災地支援を優先する形で、NHKの大英断により当初の予定を変更して放送が決定されたということで、事前の要望活動等は一切行っていないということでした。
その分、決定後はラッピングトラックやラッピングバスを作成してのPR活動や、縁のある京都市との連携などを中心にアピールを続け、震災後激減した観光客が、放送が開始されてからはだいぶ回復し、経済効果も100億円を超える勢いだそうです。
何とか、茨城の地でも地域活性化のひとつとして「光圀伝」のドラマ化が実現することに思いをはせながら、老舗の「渋川問屋」で会津郷土料理を味わい、飯盛山や鶴ヶ城を観光して帰路につきました。