夏の高校野球茨城県大会。
開幕戦を21対0(5回コールド)と好発進した母校、太田一高の2回戦が行われた。
相手は、第1シードの下妻二高。春の茨城大会の覇者である。
立ち上がりから、互角以上の試合展開に、応援団をはじめとする 全校生徒、更にはスタンド一杯に埋め尽くした市民の声援に、エース中村も力投を続けた。
再三にわたるチャンスにも相手の堅い守りに拒まれ、1点がなかなか取れない。それでも、最後まであきらめない後輩たちの姿に感動を覚えた。
結果は、3対0で敗れはしたが、王者相手に堂々の戦いぶり。
創部110年目を迎えた伝統校に、また新たな歴史を刻んでくれた。
昨年応援大賞を受賞した、全校応援も素晴らしかった。
母校野球部OBとして、毎年球場に足を運ぶが、高校野球の爽やかさ、勝っても負けても清々しいプレーに、毎回感動と勇気を与えていただき感謝である。
3年生は、今日で引退となってしまうが、是非、1.2年生にはこの悔しさをバネに、念願である甲子園初出場目指し、また明日から新たなスタートをきってほしい。
最後に3年生の諸君、本当にお疲れ様。3年間辛い練習に耐え抜いた自信と仲間と培った友情を宝に、今後更なる飛躍を期待しています。