藤田けんじ

嬉しい出来事!

藤田けんじ Official Site Blog 震災以来、休校となっていた市内の小中学校が今日から再開され、元気に登校する子供たちの姿を、久しぶりに見ることができました。

ただ、給食については復旧が間に合わず、今日も午前中で下校となり、小学校では明日卒業式を迎え、明後日の終業式で今年度も終了となってしまいます。

この春休み期間中には、今回被害を
藤田けんじ Official Site Blog 受けた学校や幼稚園、保育園などの復旧工事を最優先し、子供たちの生活環境への影響を最小限に止められるよう、働きかけていきたいと考えています。
そしてもう一つ、今日は嬉しい出来事がありました。

それは、常陸太田大使にも任命されている、プロヴァイオリニスト竜馬さんが、避難所となっている大里ふれあい
藤田けんじ Official Site Blogセンターを慰問し、ミニライブを行ってくれたことです。

この施設には、今もなお約60名の方が避難生活を続けています。

そんな方々に、竜馬さんから楽しいひと時を過ごしてほしいという粋なはからいで、実現したものです。

小さい子供たちから、お年寄りの方までが、竜馬さんの奏でる音色や、トークに耳を傾け、時には一緒に手拍子をしながら、約1時間のライブを楽しんでいました。

ライブ終了後は、子供たちが楽器に触れるなどして、楽しいひと時を物語っているかのようでありました。

予算特別委員会への調査

明後日に延期になった、今議会の予算特別委員会に向け、予算書や関連資料を調査し、質疑事項の整理を行いました。

例年、一般会計と特別会計を2日間に分けて行っていますが、今回は震災の影響から、急遽1日に集約して開催されることになりました。

そのため、質疑に関してもできるだけ絞り込む必要があり、一般会計では、36のチェック項目を12項目に、特別会計も7のチェック項目を4項目に留めて、質疑を行う準備を整えました。

今後災害復興に向けて大幅な補正予算を組む必要があることから、まず新年度予算の執行がスムーズに図られるように心掛け、初の予算特別委員会に臨んでいきたいと考えています。
藤田けんじ Official Site Blogまた、市内の道路は今日も、ガソリン給油を待つ車で大渋滞でした。

知人は朝5時30分から並びはじめ、給油できたのが、なんと午後1時。実に7時間30分かけてやっと順番が回ってきたといった異常な状況です。

3連休も最終日を迎え、明日からは仕事へ復帰する方も多くなることと思います。なんとか1日も早く、このガソリン不足という非常事態からの復旧を切望している次第です。

美談

水戸在住の知人から、お世話になった太田市内の人を探してほしいとの話があり、詳しく聞いてみると、地震直後、実家(常陸太田市薬谷)に避難しようとしたところ、車が立体駐車場のため出せない事から、小学1年生の子供と本人(母親)の二人で、約30kmの距離を歩いて行こうと決心し、移動中3分の2を過ぎた地点(那珂市額田)で、たまたま車で通りがかりの家族が声をかけてくれて、実家まで送っていってくれたということでありました。

別れ際に、名前を聞いても「心配しないで大丈夫だよ!」と、教えてもらえなかったらしく、数少ない手がかりから、心当たりを調べたところ、なんと近所の“ソースカツ丼で有名な老舗の若旦那さんファミリー”と判り、早速、その知人にも報告するとともに、若旦那さんにも親子が本当に感謝している旨、伝えさせていただきました。

20kmもの距離を歩いてきたこと事態もすごい事ですが、このご時世、なかなか見知らぬ人に声をかける勇気も持てない中、とても感動的な事柄であると感じました。

最近CMでも、“こころはだれにも見えないけれど、こころづかいは見える” “思いは見えないけれど、思いやりはだれにでも見える” “その気持ちをカタチに” と放送されていますが、まさにその通りだと思います。

困っている時は “お互いさま!” そんな地域、そして日本になっていってほしいと願っています。

地元では、災害ボランティアの登録が日に日に増え、200名近い人達が、屋内、屋外の後片付けや見守り活動など生活全般のお手伝いに従事しています。

また、常陸太田市や鯨ヶ丘倶楽部とも交流のある、港区・白金志田町倶楽部からも、支援協力に向けて準備を進めているとの連絡が入り、本当に多くの方の支えや思いやりに感激している今日この頃です。

市職員も大奮闘!

藤田けんじ Official Site Blog 震災から8日目を迎え、市内でも一部の地域を除き断水もほぼ復旧され、公衆浴場も営業を再開するなど、給水活動や入浴に関する問題も解決しつつあります。

食料に関しても、だいぶ入手できるようになりはじめ、大きな混乱もなく、精神的にも楽になってきたように感じます。

ただ、相変わらずガソリンに関しては、連日スタンド付近に朝から長蛇の列が続いており、4~5時間並んでやっと給油できたといった状況で、中にはせっかく長時間並んでいたのに、給油してもらえなかったといった方も多く、難航してます。

一方、この間の市職員の奮闘ぶりには、頭が下がる思いです。

予想外の震災に対応も困難を極める中、市長を中心にいち早く災害対策本部を立ち上げ、日が経つごとに内容が変わっていく様々な課題に、各課総力をあげて対応していました。

自分も連日、何度も市役所に足を運び、正確な情報の収集や市民の声を伝えるなどしてきましたが、対策本部は24時間体制で、また各課も必死に働いている姿に感動しました。

市民の中には、市の対応に不満もある方もいることと思いますが、市役所の現場を見る限り、今回のような状況下では懸命に精一杯の対応をしていると感じています。

今日も休みを返上し、多くの職員が役所につめたり、給水所に出向いたりと頑張っています。

また高校生や一般市民のボランティアの登録も増え始め、復興活動へと汗を流しています。

こんな時だからこそ、市民と行政が協力し合いながら、住みよい地域を築いていく、絶好の機会であると思います。

自分達の暮らすこの常陸太田を、市民皆が誇りに思えるようなまちにするためにも、互いに支え合いながら頑張っていきましょう。

※ このブログを書いている最中にも、震度5の地震が起き、正直冷やっとしました。まだまだ余震も多く不安な日々が続きますが、冷静に行動していきましょう。

地域巡回

震災から1週間が過ぎ、これまでは地元エリアの復旧を中心に活動してきましたが、鯨ヶ丘周辺もだいぶ落ち着きを取り戻してきているため、今日は、親戚や近所のお年寄りが入所している介護老人保健施設や、旧太田市内の被害状況を巡回しながら、知人宅などを訪問しました。

皆さん、思いの他元気で安心すると同時に、逆に励ましの言葉をいただくなど、人のやさしさや、思いやりを感じる1日でした。

また、災害復旧の特別融資制度や、罹災証明の手続きの仕方などの問い合わせがくるなど、復興に向けた動きが徐々に始まってきています。

一方、墓地が悲惨な状況と聞きつけていたため、彼岸の入りということで、父親と墓参りにいったところ、我が家のお墓も、竿石はずれていたものの、かろうじて損壊は免れていましたが、墓誌や灯篭、昔の小さい墓石などは、無残にも倒壊してしまっていました。

いろんなところに爪痕を残している、今回の震災ではありますが、東北の津波で被災した方々から比べれば、このように生活できていること事態、幸いと思って前向きに頑張っていきましょう。

被害状況

藤田けんじ Official Site Blog 昨日の市議会全員協議会で、災害建築物応急危険度判定において、「危険」判断となった、太田小学校や太田中学校の体育館、並びに進徳幼稚園など、被害状況の確認に伺いました。

小中学校の体育館については、窓ガラスや天版が破損するなど、使用不可能な状況であり、太田小学校の卒藤田けんじ Official Site Blog
業式は23日(水)生涯学習センターで5・6年生を対象に執り行うこととなったようです。

また、市内いたるところで、液状化現象が発生しており、特に金砂郷地区ではマンホールが1m以上にも突き出てしまっているなど、被害の大きさを改めて痛感した次第です。

26日に予定されていたJR常陸太田駅の竣工式も延期され、関連するイベントは全て中止となってしまいました。

家業の理美容業も、とりあえず昨日から節電に心掛けながら営業を再開しましたが、ガソリン不足などの影響のせいか、開店休業のような状態です。

普段の生活に戻るまでには、まだまだ日数を要する状況であります。
藤田けんじ Official Site Blog一方今日の茨城新聞には、鯨ヶ丘地区での一連の支援活動の記事が掲載されるなど、地域コミュニティーにとって大きな励みとなりました。

被災地からのお願い

今日は常陸太田市で、今回の地震でお亡くなりになられた知人の告別式が執り行われ、弔問に伺いました。

改めて、故人のご冥福を心からお祈り申し上げる次第です。

また、議会関連では、全員協議会が開催され、市長より市内の被害の状況説明や、終了後は本会議が行われ今議会の期間の延長をなどを可決いたしました。

相変わらず、震度3前後の余震は頻発しておりますが、不思議と感覚が麻痺してきたせいか、それぐらいの地震には動じなくなってきています。さすがに午後に発生した震度5弱の地震には恐怖を感じましたが、電気や水道が復旧されてきているお陰で、不安も和らいできています。

ただ、新たな情報で、ガスの供給が厳しくなっているようで、現在使用しているボンベが空になっていまうと補充の見通しが経たないため、極力ガスを使用せず、電気で対応をとの連絡がガス屋さんから伝えられました。

一難去ってまた一難。ガソリンや食料も含めて、全国の皆さんには、必要以上の備蓄を控えていただき、被災地への物資提供の為にも、節電や節水、更にはガスの節約を心からお願い申し上げます。

震災から5日目 感謝と怒り

藤田けんじ Official Site Blog 今日も市役所に頻繁に足を運び、正確な情報の収集や提供に心掛けました。

電気に関しては、市内全地区で復旧したとのことで一安心ですが、水道に関しては完全復旧までには、もう数日間要する見込みとなっています。

給水活動については、市内7地区で実施されており、入浴情報としては、川中子温泉などが利用可能となって
藤田けんじ Official Site Blogいるようですので、必要な方はご確認ください。

今日は、遠方の友人から、心配や励ましの連絡をもらったり、近所の知人からはリンゴや卵の提供をいただいたりと、心温まる支援に感謝しております。

預かった食料に関しては、近隣家庭へと配布をさせていただきました。本当にありがとうございました。

給水所をはじめ、地元スーパーマーケットやコンビニ、給油所などでは長蛇の行列ができている状況で、1日も早い物資の流通に期待が募ります。

一方で、チェーンメール等で、いたずらに不安をあおるような情報が流されていることには、怒りを覚えています。

是非、そんな発信元の不明な信ぴょう性のない情報に惑わされることなく、行政機関等の信頼できる情報を確かめ、冷静に行動していきましょう。

震災から4日目 一部水道が復旧!

藤田けんじ Official Site Blog 今日も朝から、市役所と地域を何度も行き来しながら、情報の収集と、正確な情報の提供に努めました。

今朝から一部地域においてやっと通水が始まり、4日ぶりにお風呂に入れる方が出るなど、明るい兆しが見え始めました。

しかし、市内全域で水道が使えるようになるまでには、1週間程かかる見通しで、電気も里美地区や水府地区では未だに通電しておらず、不安な夜を過ごしているなど、まだまだ歓んでいられる状況ではありません。

幸いに鯨ヶ丘地区では、朝から徐々に水道が使えるようになったということから、この間、お世話になった近隣町

藤田けんじ Official Site Blog 会長さん宅や、班長さん宅を訪問し、通水の状況などを確認したところ、一部まだ出ていない地区や、漏水により使用できない家庭などもあったため、給水可能な箇所の情報提供や、配水などの活動を行いました。

また、蔵造りの建物で屋根の損壊がひどく、危険な場所の応急処理を商店街の仲間と共に行うなどの一日でありました。

心配されていた、計画停電も国民の皆さんの協力のお陰で、常陸太田市は実施されずに済み、本当に感謝しています。

更にTVで、海外諸国から日本への多くの支援策が報じられ、目頭が熱くなる想いでした。

まさに今、地域力や市民力が試されているものと思います。

互いに励まし合ったり、助け合いながら、地域の復興目指し頑張っていきましょう。

被災から3日目。やっと電気が復旧!

藤田けんじ Official Site Blog昨日、緊急に組織した自治災害対策網を活かし、今日は給水支援を中心に朝から活動を行いました。

行政の給水車による支援活動にも限界を生じてきている中、高齢者世帯を中心に、飲料水の配布と、湧水を汲んできての生活用水(特にトイレ用)の提供を地元市民と共に行いました。

また、市の対策本部にも随時足を運びながら、地域の現況を報告するとともに、少しでも地域の方が安心できるよう、電気の復興に向けた進捗状況の確認や情報の提供などに動き回りました。

午前中には、常陸太田市の変電所にも、やっと東京電力が到着し、安全を確認次第、随時電力の供給を行うとの朗報が入り、午後からは念願であった電気が、実に約50時間ぶりに復旧され始まると、あちらこちらで歓びの歓声が湧き上がっていました。

電気が通ることにより、最低限の食事は各家庭で賄えることとなるため、大きな希望への第一歩であり、あとは、1日も早く水が供給されることを願うばかりとなりました。

夕方には、瓦の崩れてしまった友人宅の屋根の補修を仲間で行うなど、日に日に、元気を取り戻しつつあります。

一方、久しぶりにTVからの情報を得られる状況となり、東北地方の驚くべき悲惨な映像を目にし、改めて今回の震災の大きさと恐怖を実感すると同時に、自分達の地域もこれから様々な点で大変ではありますが、東北から比べれば、まだ助かった方だという前向きな気持ちで、また明日からの復興活動に励んでいきたいと思います。