
常陸太田市として5回目の開催となる原子力災害広域避難訓練を実施しました。

今回はこれまでの訓練で確認してきた手順を踏まえ、本部事務局運営訓練においては、職員が状況に応じて必要な情報を集め、自ら判断し、関係機関と調整する対応力を高める為、訓練計画に定められた手順の確認に加え、ブラインドによる市民からの様々な問い合わせや要望に対応する訓練を新たに取り入れて行いました。

また、金郷・金砂・高倉の市内3地区の市民150名にも参加して頂き、防災無線などの情報を確認の上、屋内退避から一時集合所、自家用車やバスによる避難、避難退域時検査、矢祭町へ移動しての避難中継所更には避難所設置まで、実際の災害を想定しつつ、一つひとつの訓練に真剣に取り組んで頂きました。

3地区に設置した一時集合所では、

避難されたきた方々の受付をはじめ、

安定用素材の説明や配布、

移動用バスを使用しての避難所までの誘導などについて訓練、確認しました。

避難退域時検査所では、茨城県が中心となり車両や

避難者への放射性物質の付着を調べる手順、必要に応じた簡易除染、検査済証の交付などを確認しました。

更に原子力災害広域避難計画において実際に高倉地区の避難先でもある矢祭町の協力により、矢祭町体育センターを使用して矢祭町職員による避難中継所の設置や運営訓練、

更には避難所として想定した体育館内において、矢祭町職員と避難者が協力して避難所運営を行う為の、

受付の補助、食事の配布、生活スペースの設営、

避難者をグループ分けし、各班の代表者の方に避難所運営の会議などにも参加して頂き、可能な範囲で住民の皆さんにも協力して頂ける運営の在り方などについて確認致しました。

最後に、矢祭町職員から、常陸太田市職員へ避難業務の引継ぎ訓練を行い、長時間にわたる一連の訓練を終了しました。

今回初めて、受け入れ先となる自治体と連携した訓練を通じ、実際に矢祭町へ避難し、町の職員の皆さんと受け入れや避難所運営の手順などを確認できたことは、大変意義があったと感じています。
特に両市町の職員と市民の皆さんが顔を合わせ、それぞれの役割を確認できたことは、万が一の際の円滑な連携に繋がるものと考えています。

ご協力頂きました佐川町長はじめとする矢祭町の皆さんに心から感謝致しますと共に、今回見えてきた課題を双方で共有し、ワンチームで市民を支えられる体制づくりに繋げていきたいと思います。
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