常陸秋そばの発祥の地である常陸太田市内で蕎麦を提供している23店舗で組織する「常陸太田のおそば屋さんの会」の令和6年度第1回研修会が開かれました。
地域全体のそば屋さんで研鑽を重ね、常陸太田のそば店巡りを観光の目玉の一つとなるようにと、それぞれの店舗のそば打ちをお互いに勉強し合おうという他の地域では考えられない、素晴らしい取り組みが行われています。
今回は、後藤会長(藤ひろ)、武士副会長(いい友)、原口副会長(金砂そば)の3名が、会員の皆さんが見学する中、実際にそば打ちを披露し、その映像がその後の試食会でも流されました。
互いに切磋琢磨し、常陸太田の蕎麦を提供する店舗のレベルアップを図ろうと、職人技(水まわし・粗練り・本練り・菊練り・へそだし・地延り・丸延し・四つ出し・肉分け・本延し・たたみ・切り)を赤裸々に見せ合う取り組みには感銘を受けました。
そして研修会で打った3店舗の蕎麦を試食するという貴重な経験をさせていただきました。
それぞれに打ち方も違えば、そばの色や太さ、歯ごたえ、風味、のど越しなどにも特徴があり、総じてハイレベルの美味しさでした。
今後も研修会を継続すると共に、加盟店舗のおそば屋さん巡りなどの企画を実施するなど、常陸太田の蕎麦の知名度やレベルアップを図っていくという事で、是非、PRも含め応援していきたいと思います。
常陸太田のおそば屋さんの会HP<https://www.hitachiota-osobayasan-kai.com/>
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