一昨日の茨城新聞に、水戸⇔常陸太田間を結ぶ路線バスが、3月末をもって廃止されるというショッキングな記事が掲載されました。
記事によると、同路線バスはピーク時の1970年代には、日中20分間隔で運行される主要ルートであったものの、その後の利用者減少に伴い、昨年4月からは1日4往復にまで運行本数が絞り込まれ、今後も利用者増が見込めないとの判断から、バス会社と県や沿線の自治体、茨城運輸支局、県バス協会で組織する「県バス対策地域協議会」で、廃止の合意に至ったということであります。
早速、普段から利用している高齢者の家族から問い合わせがあり、市の担当課へ確認したところ、やはり財政支援なしでは存続が難しいとのバス会社の運営状況から、やむを得ない判断ということでありました。
相談いただいた家族の方には、4月以降は、同区間を平行運行されているJR水郡線を利用していただきたい旨と併せて、駅まではデマンドタクシーや市民バス等の活用方法を伝えさせていただきました。
しかし、交通弱者にとっては、一層厳しさの増す今回のバス路線の廃止。
今後、地域の公共交通のあり方についても、改めて議論していく必要性を感じました。
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