住所には町名、番地も記載されていなく、郵便番号も下4ケタは不明。もちろん名前も無い状態。但し、店舗名はまぎれもなく、うちの店名。
不思議な手紙とは思いつつ、裏の差出人を確認したところ、千葉県松戸市・・。もしかしてあの時のおばあちゃんではと、半信半疑で開封したところ、予感が見事的中。
実は、先月18日まで鯨ヶ丘で開催していた、ひなまつりに訪れてくれた80歳前後の女性の方からだったのです。
最終前日、デジカメを首から下げ、雨の降る中、傘をさし店外から雛飾りを見てくれていたので、声をかけお話したところ、松戸からわざわざ電車で来られたということで、とても印象に残っている人でした。
店内で、いろんな話をした後、街散策に出かけられ、約4時間程たった帰り際に、再び立ち寄ってくれて、「どこの店にいっても皆さん親切に対応してくれて、雛飾りは勿論、すごくいい街ですね」と来街していただいたお客様から、逆にこちらがお茶菓子までいただいてしまって・・。
そして、今日の手紙には再度お礼の文面と併せて、おばあちゃんが撮った、うちの店のひな飾りの写真をシールにプリントしたものまで同封し、送ってくれたのです。
行事を通じて、街としてのおもてなしの心が伝わってくれたことへの感激と、おばあちゃんの温かい気持ちや行動に強い感動を覚えました。早速お返事を書きたいと思います。そしてまたお会いできることを願って・・・。
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なんだかちょっとほろっときました。
おばあちゃん、元気でまた来てほしいですね。