藤田けんじ

調査報告書の作成…!


先週訪問した、島根県隠岐郡海士町および鳥取県内2ヵ所の道の駅視察について、調査報告書の作成を行いました。
なかでも海士町の取り組みについては、視察に同行しなかった同僚議員からも地方創生のモデル事例として関心が高く、その報告書に期待が寄せられているため、できるだけ詳しく伝えられるようまとめてみました。

救急講習…!


一昨日、常陸太田消防本部・多目的ホールを会場に救急講習が開催されました。

講習には、常陸太田リトルリーグの指導者や保護者など20名が参加し、心臓マッサージなどの心肺蘇生法や、AEDの使い方などについて熱心に受講していました。

ほとんどの参加者が3年毎の更新のための受講とあって、手際もよく慣れている感じが伝わり、やはり継続することの大切さを再認識するとともに、一次救命処置のできる市民が育成されていることを大変心強く感じました。

自民党支部役員会…!


自民党常陸太田支部の役員会が開かれ、今年度の活動計画について協議しました。
3月には県連の定期大会、4月には支部の定期大会及び研修視察などがすでに予定されており、また、5月には常陸太田市長選、並びに同市議会補選、9月には茨城県知事選と、身近な選挙も実施される重要な年でもあり、支部としてもしっかりと対応していく旨、確認を行いました。

ちびっ子広場(三世代交流)…!


NPOグリーンピュア常陸太田主催による「ちびっ子広場(三世代交流会)」が開催されました。
会場となったNPOの活動拠点である旧島津邸には、ちびっ子23名・保護者14名・高校生ボランティア及びNPO会員総勢約60名が集い、餅つきや昔の遊びなどを楽しみ、お雑煮やおしるこ、焼きそばなどを屋外で美味しくいただきました。

昼食後は、屋内に移動しての繭玉づくり。
紅白の餅を、思い思いにミズノキの枝に括り付け、完成したオリジナルの繭玉に満足した様子でした。

高校時代の同窓会…!


太田一高時代の同級生の同窓会が水戸市内のホテルで開催されました。
今年で創立117年を迎える母校では、卒業して25年と50年の節目に同窓生が母校に集い、現役の在校生と一緒に記念式典を行うという伝統行事を毎年開催しています。
自分たちの代も9年前に卒業25周年の記念式典及び祝賀会を終え、以後50周年に向けて年に1回、幹事を中心に同総会を開いて繋いでいこうと実施しているものです。
今回は開催案内の遅れやインフルエンザの流行等により、かなり少ない参加者数となってしまいましたが、連絡体制の見直しや35年という節目開催へ向けた準備について話し合うなど意義ある会合となりました。

各委員会や協議会を開催…!


今月2回目となる議会運営委員会が開かれ、2月臨時議会及び3月の定例議会の運営等について審議しました。

その後開かれた全員協議会では、執行部より学校給食センターの統合について説明が行われるとともに、

議会運営委員会において協議・決定した「議会改革推進会議の設置」や「一般質問の一問一答方式における確認」「請願の取り扱い」等の事項について委員長である自分から報告をしました。

休憩を挟んだ後には議員研修会として、県議会と市議会の両方を経験している立場から、宮田副市長を講師に双方の違いや常任委員会の重要性などについて講話いただき、更なる議会活性化の必要性を再認識いたしました。

午後からは広報委員会が開かれ、議会だより147号について各ページごとにチェックを行い、最終校正を終了しました。

特別支援学校との交流事業…!


常陸太田ライオンズクラブの事業の一環として、県立常陸太田特別支援学校を訪問し交流会を実施しました。

今回は小学部に通う54名の児童とライオンズメンバー13名により、日立シビックセンター科学館職員を招いて科学マジックショーと工作体験を楽しみました。

実験を通じたマジックでは、大きな拍手や歓声が、

「紙とんぼ」づくりでは、児童とメンバーが触れ合いながら一緒に工作を行うなど、親近感の高まるホットなひと時を共有させていただき、何よりも児童の喜ぶ姿が観られたことが一番の幸せでした。

鳥取県内の道の駅…!


視察最終日は鳥取県内の2ヵ所の道の駅を見学してきました。

1つ目は、一昨年7月に開駅した「きなんせ岩美」。

朝どれの野菜など新鮮な地元産の農産品をはじめ、

漁獲量日本一を誇る松葉ガニなど地元で獲れた魚介類や干物、加工品など岩美の魅力が一堂に集まっていました。

2つ目は、日本神話「因幡の白兎」の伝説の地に位置する「神話の里白うさぎ」。

開駅して11年目を迎える中、一昨年には常陸太田の道の駅同様に全国35箇所の重点道の駅にも選定されるなど、山陰海岸ジオパークの歴史・自然を活かした観光の展開が期待されています。

店内は茶屋をイメージさせるよう店舗ごとに仕切られていて、古い商店街を散策しているような楽しい気分に。

また、特産品のちくわなども全品試食が可能となっていて、2階の海鮮活魚いけす料理レストランとともに人気を集めていました。

高校魅力化プロジェクト…!


海士町視察2日目は学習センターを会場に、島根県立隠岐島前高校と公営の学習塾、地域が一体となって取り組んでいる「高校魅力化プロジェクト」について研修しました。

北海道出身の元公務員で昨年島に移住し同プロジェクトに関わっている高橋さんから、これまでの経過等について説明をいただきました。

その後の質疑応答ではセンター長を務める豊田さんから、詳しい活動内容や今後の教育の目指すべき方向性まで熱く語っていただき、昨日の研修同様、海士町で生きる人々の本気度の伝わる有意義な時間を共有させていただきました。

一時は生徒数も80人台と廃校目前まで陥ってしまった高校が、今では180名まで回復し、特に北海道から九州まで島外からの入学者が90名と半数を占めるなど、2.3倍もの倍率の中「島留学」を求めて移住してくる学生がいるということで驚きでありました。
過疎地域における公立高校の存続問題についてもヒントをいただいた気がします。
常陸太田においても伝統校の存続、及び統廃合となる学校の魅力創出について、もっと議論し探求していくべき必要があると改めて感じました。

離島からの挑戦…!


隠岐汽船も4日ぶりに運行が再開となり、想像以上の荒波に揺られながらも菱浦港に到着。
フェリーターミナル近くの施設にて早速研修スタート。

我々常陸太田市議会太政クラブ4名以外のも、鹿児島県志布志市・本田市長さん他市職員2名の方々と一緒に、海士町役場地産地商課・大江課長さんより、「自立・挑戦・交流」を掲げた町の取り組みについて、やる気の伝わる熱い話を聴かせていただきました。

その後、地場産業改革のきっかけとなったCAS冷凍センターや、移住者向けの町営住宅、図書館など町内を、交流促進課観光商工係・藤田係長さんに案内していただきました。

雪や雨、強風などあいにくの荒れた天候により、岩がき生産組合や塩の生産現場などの施設が一部見学することができませんでしたが、船旅の疲れも忘れるくらい、とても勉強になった初日の視察となりました。