福島第一原子力発電所視察!


茨城新聞社政経懇話会主催による「福島第一原子力発電所」の合同視察会に参加し、現地を訪問してきました。
富岡町にある東京電力廃炉資料館では、地震発生から原子力事故とその対応について映像を視聴し、その後、構内バスに乗り換えて移動。

東電福島第一原発内では、資料や映像を基に廃炉に向けた取り組み状況について説明を頂き、大熊町に位置する1号機から4号機のすぐ近くまで移動し、現場を間近に見学させて頂きました。
また、双葉町に位置する5号機、6号機付近では、ALPS処理水の海洋放出の設備や現況について説明頂きながら視察しました。
現在は約4,500人の方々が、廃炉に向けた仕事に携わっているということで、先進技術を駆使した様々な取り組みについて学ぶことができました。

原発内視察終了後は、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問し、館内を見学しました。

こちらの伝承館については、自分自身3回目の訪問となりますが、過去2回の訪問の際には、このエリア一帯には伝承館以外に何も建物が無かった状態でありましたが、今回は、周辺に企業やホテル、商業施設なども立地されていて、町自体の復興も徐々に進んでいることを感じることができました。
震災から14年半が経過し、だいぶ復興への取組も進展してきているようですが、まだまだ長い時間を要するものと思います。今後の廃炉に向けた安全な作業と更なるまちの復興を心から願っております。
そしてこれからも機会を作ってこの地を訪れ、復興の進捗を自分の目で確めたいと思います。

コメントを残す