所管事務調査で先進事例を視察…!

2016-10-24
文教民生委員会の所管事務調査で兵庫県内の3市を視察。
1日目は尼崎市を訪問し、「ヘルスアップ尼崎戦略事業」について研修しました。
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寺坂副議長の出迎えのもと、担当である大阪大学で招聘准教授も務められている野口緑部長より説明をいただきました。
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「対処から予防へ」と価値観の転換を図って、平成12年度から職員を対象に予防対策をスタートし、マルチプルリスクファクターの概念に基づき、健診結果から優先的に介入すべき保健指導対象者を明確化することで成果を上げ、平成17年度からは国保被保険者へ取り組みを広げ、平成21年度からは国保以外の若年層・予備軍対策として11歳・14歳対象の検診を始め、平成24年からは全市民に対する生活習慣病対策の推進へと、着実に進歩を続け、特定検診受診率の向上や医療費適正化の観点からも効果が表れてきているとのことでありました。
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特に従来の健康診査受診結果通知表に加え、血管変化の進展をあらわすチャート(構造図)を用いることで、どの結果値を改善すれば良くなるのかを本人自身が行動変容を決定できるシステムを導入していることに感心しました。
今回の研修を通し委員会としても更に研究を進めて、本市におても同様のシステムを導入できるよう働きかけていきたいと感じました。

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