首都圏の新たな北側ゲートウェイとして開発整備の進んでいる「常陸那珂港湾」を視察してきました。
最初に国土交通省の「茨城港出張所」を訪れ、鹿島港湾・空港整備事務所の中嶋所長さんより、「常陸那珂港区」の概要について説明いただきました。
その後、国交省の船舶に乗船し港湾内をクルージングしながら、海上より護岸整備や臨海部に立地する企業などを見させていただくなど、貴重な機会を与えていただきました。
ちょうど今月から中央埠頭の水深12m・耐震岸壁が供用を開始されたばかりということもあり、興味深く見学させていただきました。
陸に戻ってからは、臨海部に立地する企業を訪問。
北ふ頭にある「常陸那珂火力発電所」では、風見所長さんに施設の概要について説明をいただき、
総出力200万キロワットの施設内を案内していただきました。
将来にわたり安定的な供給が可能な石炭を燃料とする火力発電所として、今後更に期待の高まる施設であります。
午後からは、「日立建機㈱」を訪問し、開発生産総務グループの部長代理・山根さんより、「常陸那珂臨港工場」の概要を説明いただき、
18万㎡もの広大な敷地にある4つの工場棟のうち、「大型ショベル組立」と「仕上げ塗装」の2棟の製造ライン現場を見学させていただきました。
キー・コンポーネント生産から組立・出荷まで立地を生かした生産体制を構築されていて、港に隣接した利点を最大限に活用した企業として、今後更なる成長が期待されており注目していきたいと思います。
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