9月議会の一般質問で、市が管理している常陸太田駅のコミュニティスペースと駅西広場について、駅周辺の賑わいやJR利用促進のためにも、もっと利活用するべきとの提案をしたところですが、昨日、本市出身で現在ロンドン在住の牛草春さんと、海外で音楽を学んできた照沼美弦さんのお二人による、ヴァイオリンとチェロのミニコンサートが開かれました。
お二人は、もともと接点がなかったものの、海外でのセミナーで偶然一緒になり、郷里が同じ常陸太田市であるということから交流を深め、いつか帰国した際に、地元で演奏して、地域の皆さんに喜んでいただきたいと、今回のミニコンサート実現へとつながったそうで、まさに不思議な縁が始まりであったようです。
また、駅のコミュニティスペースを会
場に選んだ理由も、JR常陸太田駅がリニュアールされ、素敵な建物とスペースがあり、是非ここで演奏したかったということで、利活用策を思案中の行政にとっても、まさにタイミングの良い提案型の企画であった訳です。
実際に演奏されたお二人も、建物自体の音の響きもとても良く演奏しやすかったということで、今後のコミュニティスペースの活用にも大きなヒントとなる、素敵なミニコンサートでありました。
牛草さんは再びロンドンに戻られるということでしたが、また帰国した際には、是非お二人の音色を聴かせていただきたいと願うと同時に、改めて常陸太田市出身の若き音楽家の存在を知り、同郷として誇りと嬉しさを感じることのできた貴重な機会となりました。
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