福島第一原発事故による、農作物への放射線量が心配される中、常陸太田市は8月11日と15日の両日、市独自で市内4地区(常陸太田・金砂郷・水府・里美)、7ヶ所の稲穂を、ガンマ線スペクトル測定器にて検査。
その結果、全ての箇所において、放射性物質(放射性ヨウ素・放射性セシウム)は、検出されていないとの発表を行ないました。
但し、米の出荷、販売、譲渡については、茨城県が実施する本調査において、安全が確認されるまでは自粛してほしいとのことで、まだ諸手を挙げて喜んではいられませんが、巨峰やなしに続いて、まずは一次関門突破といった感じで、ホッとしています。
ここのところ新米の動向を不安視し、平成22年度産の古米を大量に購入する方が増えているようですが、知人の米屋さんも「消費以上に買いだめをしても、保管の環境によって虫がわくなどの状況が考えられるため、お勧めできない」と話しています。
どうか、常陸太田産の美味しい新米が、安心して食卓に並べられるよう、市の検査結果同様に、一日も早く県からの安全宣言が発表されることを願っています。
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