TV等でも、常陸太田市の水道水の件が、数日間報じられていましたが、昨夜、市の発表により、市内全域の浄水場で放射線ヨウ素の数値が、乳児向けの基準値100ベクレル以下となり、安全が確認されたということで、予定されていた本日の2歳児以下のミルク用の水の配布もなくなったということであります。
常陸太田市内の各浄水場における放射性ヨウ素の最新結果は、
・ 瑞竜浄水場 不検出
・ 久米浄水場 22ベクレル
・ 新地浄水場 55ベクレル
・ 水府地区北部浄水場 29ベクレル
・ 里美地区北部浄水場 53ベクレル
となっており、どなたでも安心して飲料いただいて心配ない数値となりました。
県外の友人からも、マスコミの報道をみて、心配して連絡をいただいたりしていましたが、過剰報道の感もあり、全く心配ない旨、伝えたところです。
それよりも、今後の不安材料としては、出荷規制の指示の出た、茨城県産のホウレンソウやカキナの影響による、その他の県内農畜産物への風評被害です。
1999年の東海村JCO臨界事故の時も、かなりの風評被害を受けたことを思い出します。
予測される危険な状況についての報道に関しては、ある程度致し方ないとしても、その後、心配されていたケースには至らなかったといった、安全性を訴えてくれる報道が、あまりにも少なかったことを記憶しています。
今回もその再来と思えるような危機感を抱かずにはいられません。
まずは、少なくとも茨城県民は県内産の消費(地産地消)に心掛け、更には茨城県産の農畜産物の安全性についても風評被害が広がらないよう、国や各報道機関においても、しっかりとフォローして頂けることを、切に願うところであります。
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