
常陸太田市の東金砂神社において、毎年2月11日(旧正月3日)に執り行われる「嵐除祭」が斎行されました。

この祭事は、嵐などの災いを防除し豊作や豊漁を祈願し奉奏されるもので、昭和35年に県の無形民俗文化財に指定され、昨年11月には文部科学大臣から、文化財の保護と継承に尽力し、地域文化の振興に貢献されているとの功績が評価され、「地域文化功労者表彰」を受賞されています。

12月には、その受賞報告に滑川宮司さんと保全会の菊池勇会長さんに来庁頂いたことから、今回初めてお祝いの気持ちも含め参列させて頂きました。

境内では氏子や参拝客の皆さんで賑わいを見せる中、田楽堂では神事が斎行され、

その後、海側と陸側に分かれ、田楽堂の羽目板をカシの棒で打ち抜く行事が行われ、今年は海側が早く打ち抜いたことから「海大漁、陸満作」と宣言されました。

続いて、猿田彦命が太刀や矛などを持って足を踏み鳴らす「四方固め」や、

「巫女舞」、

「三鬼舞」などの、四段の田楽舞が奉納されました。

そして最後に「神猿」の衣装をまとった子供たちが、祭事中に田楽堂の中央で焼いていた「護摩餅」が配られ、

参拝に訪れた皆さんが無病息災を願いながら、口にしていました。
このように地域の力で素晴らしい祭事を長年にわたり繋いで頂いていることに、心から敬意を表しますと共に、引き続き後世へと伝承していってほしいと願っています。
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