視察3日目は大木町にあるバイオマスセンター「おおき循環センター」を訪問し、環境課職員より「循環型社会に関する取り組みについて」説明頂きました。
大木町では生ごみを分別することで、燃えるゴミの減量化を促進すると共に、有機液肥として農地に還元する「循環のまちづくり」の先進地として取り組まれています。
また生ごみと併せて、し尿・浄化槽汚泥なども加えて、メタン発酵時に発生するバイオガスをエネルギーとして施設内の電力に使用。更には浄化槽汚泥の上澄み水を微生物の働きできれいな水にして、施設内の洗浄水や各家庭の浄化槽の張り水として再利用するなど、まちのゴミを資源として循環活用しています。
「大切な自然と資源は未来世代からの預かりもの!」、「子どもの時代につけを残さない地域社会づくり」といった考え方には共感を覚えると共に、日本初の試みとしてスタートした紙おむつを建築用壁材に再生させる取り組みや、“不要なものを必要な人へ橋渡し”をスローガンに、ごみを増やさない取り組むとして実施しているリユース(再利用)プラザの運営など、大木町ならではの特徴的な取り組みについて、今後も注目していきたいと思います。
コメントを残す