常陸太田市議会文教民生委員会の所管事務調査として群馬県を訪問し、桐生市と高崎市の市民体育館を視察してきました。
最初に総事業費約35.4億円をかけて令和3年1月に開館した、桐生ガススポーツセンター(桐生市民体育館)を訪問し、担当のスポーツ・文化振興課職員から、施設の概要、建設経緯と管理運営、利用状況、利用料、各種事業の取り組みなどについて説明いただきました。
質疑応答終了後は、実際に施設内を案内して頂き、バレー3面取れるメインアリーナと、バレー1面取れるサブアリーナ、トレーニングルームや会議室などの諸室等を見学させていただきました。
市民の利用者目線に立った配慮がたくさん施されていると共にネーミングライツ導入など、現在新体育館の建設計画の進んでいる本市にとって、とても参考になりました。
次に、平成29年4月にオープンした、総事業費約160億円と国際級の規模を誇る高崎アリーナを訪問し、
担当のスポーツ課職員と指定管理者の公益財団法人高崎財団の職員から、施設概要等について説明いただきました。
バレーボール4面取れるメインアリーナとバレーボール2面取れるサブアリーナ、更には柔道、剣道が2面づつ取れる柔剣道場に、観客最大収容6,015席と、まさに国際基準ともいえる施設を見学させて頂き、そのスケールの大きさには感心しました。
また既に国際大会や全国大会などにも対応し、高崎市民のみならず国内外と幅広い方々に利用されているということで、常陸太田市の進めている体育館の規模とはだいぶ違いがありますが、利用対象者に応じた男女トイレの大きさを可動式の仕切りで変更できる点や、観客席から直接コートに降りられる階段の設置、施設内の解りやすいマークの活用など参考に出来る点も多々あり、是非、本市の担当課にも報告したいと感じました。
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