自動運転実証実験を視察…!


国土交通省による中山間地域における自動運転サービス実証実験として、6月23日~7月21日までの29日間にわたり、常陸太田市高倉地区を舞台に、実証実験が行われていました。

これは高齢化の進む中山間地域の人流、物流確保のため2020年までに社会生活に組み込むことを目指して行われているもので、常陸太田市では2017年11月にも「道の駅ひたちおおた」を拠点とした地域の足の確保や、高速バスの貨客根混載事業との連携検証として7日間の実証実験が行われています。

今回は約1ヵ月と長期間にわたって、地域内の移動や路線バスの乗り継ぎなど地域の足の確保、将来の運営体制、採算性、持続可能性など、様々なニーズや必要な機能を発掘するため、

約1.8㎞の実験ルートを2台のカートを使って、平日6便、休日3便の定期便を中心に、路線バスの時刻表に合わせて運行されました。

ルート周辺の30世帯にはタブレット端末が配布され、希望者が乗車を申し込むと運行管理センターから利用者に乗車時刻を連絡するといったシステムで、

自分たちも実際に名前を登録し、試乗させていただきました。

期間中は県内外から多くの方が視察に訪れ、同じようにシステムの説明を聞いたり試乗もされていったということで、今回の実証実験が、高齢者の免許返納なども含めた交通弱者への救世主となれるような実用化へとつながることを期待しています。

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