視察3日目は、平成の合併第1号でもあり、今般住民投票が実施され、今年5月1日から市名を「丹波篠山市」に変更することが決まっている「篠山市」。
今回は、原子力災害対策の取り組みについて研修すべく訪問しました。
森本議長より歓迎の挨拶をいただいた後、
市民生活部・野々村部長より、安定ヨウ素剤配布決定に至るまでの検討経過について、
更に市民安全課職員より、市民への説明及び配布方法、市民の反応、医師や国・県との連携などについて詳しく説明いただきました。
特に3歳~13歳までの受領率が80%を超えるなど、全体の31%と比較しても、やはり子供のいる家庭の関心が高いことが判るということでした。
事前配布は平成28年1月から実施され、その財源は、高浜発電所・大飯発電所共に約50㎞離れていることから、全額市費で賄っているとのことでした。
また使用期限が3年のため、平成31年からは更新が必要となることから、その分の財源も予算化しているとのことでありました。
今後、常陸太田市においても、検討が必要な対策の一つであると感じました。
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