2日目は「余市町」を訪問し、特区を活用した6次産業の取り組みについて視察を行いました。
中井議長同席のもと、農林水産課・濱川課長からワイン産業の振興を中心とした6次化の取り組みについて説明いただきました。
余市町というとウイスキーのイメージが強かったのですが、北海道一の醸造用のぶどう生産収穫量を誇り、栽培面積では日本一ということで、平成23年に「ワイン特区」の認定を受け、少ない投資でワインの醸造を始められると共にワイナリーが増えることで、ワイン産地としてのブランド化を推進しているということでありました。
現在、生産者数47軒、ワイナリーも11軒を数え、新規生産者も増加傾向にあるなど成果が表れてきているとのことでした。
また、偶然にも本日10月30日からワイン表示ルールの制定が適用されることとなり、輸入原料で日本国内で醸造したワインを「国産ワイン」。日本国内で生産されたぶどうを原料に醸造したワインを「日本ワイン」と、表示が分かり易くなると共に、産地名や収穫地名、醸造地名に「余市」の地名が表示されることで、ワイン産地としてのブランド化につながると期待が高まっているとのことでした。
役場での説明の後には、「余市ワイナリー」を案内していただき見学をさせていただきました。
その後も、職員同行のもとで「ニッカウヰスキー」の余市蒸溜所を案内いただき、
製造工程の現場や、
ニッカウヰスキーの歴史博物館等、施設内を見学させていただきました。
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