視察3日目は宗像市を訪問し「地域コミュニティ・市民活動推進」の取り組みについて、担当係長よりそれぞれ説明いただきました。
当市では少子高齢化や核家族化、都市化、住民ニーズの多様化など地域の抱える諸課題について、先見的な視点で昭和50年から研究をスタートさせ、平成10年にはコミュニティ担当部署を新設。合併後の総合計画においてもコミュニティ施策を中心施策に位置づけ、市内小学校区12地区においてコミュニセンターの整備を行うと同時に、権限や財源に至るまで地域に委譲するといった住民主体のまちづくりに取り組んでいました。
地域分権の考え方のもと、地域住民が自分たちの地域の課題や問題解決に直接関わるようなったり、団体同志の交流が広がり、自主防災組織設立の意識が高まるなど成果が表れてきているということでありました。
現在、新たなコミュニティづくりを推進している常陸太田市にとっても、参考となる先進的な取り組みを学ぶことができました。
コメントを残す