2日目は大牟田市を訪問。
午前中は市役所にて健康長寿支援課地域支援担当課の吉澤課長より「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」への取り組みについて説明いただきました。
平成13年から地域認知症ケアコミュニティ推進事業をスタートさせ、認知症コーディネーターの養成をはじめ、医師・介護士など専門職メンバーで構成する認知症サポートチームの発足や、子どもの時から認知症について学べる絵本教室など、地域と行政が連携する中、先進的な地域包括ケアシステムが構築されていて、とても勉強になりました。
午後からは、公営住宅に隣接する「ケアタウンたちばな」の現地視察をさせていただきました。
社会福祉法人天光会の運営するこのエリアには、地域交流施設を中心に介護予防相談センター、ヘルパーステーション、認知症専用デイサービス、小規模多機能型居宅介護、サービス付高齢者向け住宅、地域密着型小規模特別養護老人ホーム、セントラルキッチンなどの各施設が隣接していて、住み慣れた地域で生活できる環境づくりに取り組まれていました。
施設も木のぬくもりを感じながら、随所に職員のアイデアが登用されるなど工夫が施され感心しました。
また施設長・堤公子氏をはじめ職員の皆さんの福祉に対する熱い情熱の伝わる、充実した視察研修でありました。
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