茨城県北芸術祭が開幕…!

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茨城県北地域・6市町の海と山を舞台に、65日間の会期で開催される「茨城県北芸術祭」が昨日開幕しました。
常陸太田市でも鯨ヶ丘地域を中心に17人の作品が展示されています。
特に準備段階から自分もお手伝いさせていただいた3つのプロジェクトについては、思いもひとしおです。
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鯨ヶ丘のレトロな街並みを舞台に、この地に住む人々の記憶を反映しながら窓をピンク色に変貌させる、原高史 氏による「サインズ オブ メモリー2016:鯨ヶ丘のピンクの窓」。
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空き店舗の空間を、訪れる人々が家具や日用品を持ち寄り交換し合うことで変化し続ける「居間」に転換する、北澤潤 氏によるプロジェクト「リビングルーム鯨ヶ丘」。
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発酵文化の根付いている常陸太田市において、地元関係者の協力のもと「人工細胞や発酵微生物の慰霊」をテーマに生命とは何かを問いかける、岩崎秀雄 氏による「aPrayerまだ見ぬ つくられしものたちの慰霊」。
市内町屋地区で以前採掘されていた「町屋石」をつかった慰霊碑を里美地区に設置するとともに、旧自然休養村管理センターを会場に、人工細胞と発酵微生物のスライドや資料に加え、ガラス壺には研究道具や微生物が収められた慰霊空間を表現しています。
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他にも、梅津会館1階を会場に、佐竹氏についてのリサーチを元にした、深澤孝史 氏による「佐竹氏再訪 Hitachi-Satake Revisited」の作品も、現在地域で活躍している人たちと佐竹氏を融合させたユニークな発想の展示となっているなど、鯨ヶ丘地区も見どころ満載ですので、是非、足を運んでいただき、ご覧になってみてください。

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