調査2日目は、少子高齢化・人口減少および福祉行政の観点から「当別町」を訪問。
午前中は町役場で後藤議長の進行の中、移住促進事業および地域共生福祉事業について、担当部署の職員より説明いただきました。
移住促進では、独自に「おためし暮らし」という生活体験を10年前から実施しているなど先進的なる取り組みが行われていました。
地域共生福祉では、地元の大学生や社協と連携を強化し、障がい者や高齢者の活躍できる仕組みづくりが行われていて、とても興味深く説明を聞かせていただきました。
午後からは、地域共生の中心的役割を担っている「社会福祉法人ゆうゆう」の運営する、共生型地域オープンサロン「ガーデン」や、地域福祉ターミナル「みんなのうた」などの施設を視察し、官民一体となって福祉有償ボランティアに取り組んでいる現場を見学させていただきました。
人口の約1割にあたる1,600名の町民がボランティア登録をしているということからも、事業推進の成果が伺えるものと感じました。
また、大学時代からボランティアに携わっていた若い人達が社会福祉法人の中枢で活躍されていて、若者の定住にも効果が現れているなど、とても勉強になった視察でありました。
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