大学で児童教育について研究・指導している専門家の中島先生を講師に、子育て支援について学びました。
県内外の事例をはじめ、カナダの「ファミリーリソースセンター」や、フィンランドの「ネウボラ」など、産前からの切れ目のない充実した支援体制についての先進事例は感心するとともに羨ましく感じました。
また、長期的な視点での子育て支援や少子化対策については、女性以上に男性がキーを握るといった内容は特に興味深く聴かせていただきました。
男性の非正規雇用化や女性の高学歴や社会進出など昔と比べて男女のあり方が大きく変わってきている現代社会の中で、生涯未婚率やひきこもり、自殺者などの人数が男性の方が女性を大幅に上回っているといった統計等も踏まえ、「男らしさ」のセカンドイメージをもつことや、育児や家事も含めた男女のパートナーシップに関する教育を推進していくことが大切であるということを気づかせていただいた意義ある勉強会でありました。
コメントを残す