県内外より公務員や商店会関係者、中小企業診断士の専門家の方々など総勢約４０名が、鯨ヶ丘を舞台に「まちづくり」についての勉強会を開催しました。

第１部では４班に別れ、里山資本主義で著名な藻谷浩介氏が、「世界でここにしかない丘のまち」と絶賛いただいた「鯨ヶ丘」のまち歩きを行い、自分も案内役のひとりとして説明を担当しました。

第２部は、梅津会館にて、常陸太田市におけるまちづくり活動の事例報告を、地域おこし協力隊の田中あかねさん、

同じく地域おこし協力隊の常陸太田アーティストインレジデンス・ディレクターのミヤタユキさん、

常陸太田市職員まちづくり研究会の安島剛さん、

鯨ヶ丘商店会会長の渡辺彰さんから、それぞれのフィールドでの活動内容を発表いただきました。

そして、その事例発表を受けて、４つのグループで「コミュニティ」「地域のアイデンティティ」「まちの風景」「次の世代につなげる」などをキーワードに、ディスカッションを行い意見を交わしました。

更に第３部は、地元の老舗料理店「釜平」にて大交流会を行い懇親を深めました。
県内は北（高萩市）から南（潮来市）まで、また県外は関東地区を中心に遠くは香川県や大阪府からも参加をいただき、まちづくりに携わる様々な同志の方々と有意義な時間を共有することができ、改めて「出会い」や「縁」の大切さを再認識する貴重な機会となりました。