耐震補強等のため休館していた常陸太田市郷土資料館梅津会館も、改修工事が完了し昨日から再開されました。
今回の改修では、展示ケースなどを取り払い、建築当初の姿にできる限り戻そうというコンセプトのもと進むられ、1階の受付部分の寒水石のカウンターや柱、2階部分の議場の壁などが見事に姿を現し、当時「県下に冠たる太田町役場」といわれた片鱗を垣間見ることができます。
また会館の管理については子育て支援に取り組んでいるNPO法人が行い、子育て世代のお母さん方が来館者の対応にあたるなど、親しみやすい雰囲気を作り出しています。
現在、再開記念特物企画として「水戸藩セラミックロード展」も開催されていますので、是非ご来館の上、昭和11年に建てられ、建築的にも価値の高いモダンでレトロな建物をご覧になってみてください。
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