歴史を活かしたまちづくりに向け、「NPO法人結」主催による、「文化財建造物を次世代につなぐ~管理活用の勉強会」全6回コースの講座がスタートしました。
この講座は、文化庁の「NPO等による文化財建造物の管理活用事業」の一環として、全国6箇所のうちの一つに採択され開催するもので、子育て中のお母さんたちが、今後梅津会館の企画運営に携わるといった常陸太田独自の取り組みに対し期待が高まっているものです。
初回となった第1回目は、筑波大学教授 ・藤川昌樹先生を講師に文化財に対する入門編として「登録文化財制度」や「文化財造物の保存と活用」、「常陸太田市鯨ヶ丘の歴史的町並みと建築の調査報告」などについて講話いただきました。
講義後は小雨の降る中、鯨ヶ丘の現地へ移動し、藤川先生の説明を受けながら、建物の内外を視察して回りました。
参加した26名の受講生も、これまで何気なく目にしていた、地域の歴史ある建造物に対する意識が変わったことと思います。
次回は10月16日、梅津会館について学ぶ予定です。
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