常陸太田市版アーティストインレジデンス事業(アーティストによる地域資源を活用した作品制作、オープンアトリエ、アートイベントの開催等)の実施に向け、千葉県市原市で開催されている「いちはらアート×ミックス」を視察してきました。
今回は市の少子化・人口減少対策課主催により、常陸太田市在住の地域おこし協力隊所属アーティストと、常陸太田市AIRサポーター、及び担当課職員の総勢18名で現地を訪れてきました。
いちはらアート×ミックスでは小湊鉄道や周遊バスを利用して、作品鑑賞のみならず、のどかな景色を車窓から眺めながら里山を巡ってもらうなど、移動の時間も楽しんでいただこうという演出を取り入れています。
また、閉校となった学校の活用により、地域コミュニティの場づくりにもつなげようといったコンセプトのもと、作家さんと地域住民の交流、更には「菜の花サポーター」と呼ばれるボランティアが1,300人も登録されているとのことでした。
作品も13ヵ国57組のアーティストが参加して制作され、鑑賞のみならず体験型のプログラムが多いことが特徴のようです。
視察の終盤には、実行委員会事務局である市の担当職員の酒巻さんと、なんと…幸運にも佐久間市長さん直々に、今回のアート×ミックス開催への熱い想いを伺うことができ、大変勉強になった視察となりました。
これまでもこのような視察を契機に、常陸太田市においても新たなムーブメントが生まれており、是非今回も、AIR事業の更なるステップアップにつながることを期待したいです。
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