市内の遺跡から出土された土器などの、遺物整理を行っている現場を見学してきました。
ここでは担当の職員が、発掘報告書に掲載するための、実測作業(正確に測って記録)や、拓本(実測では表現が難しい特徴的な模様を浮き上がらせる)、トレース(実測した図面の仕上げ)などの作業に従事しており、その細かな作業には驚かされました。
発掘自体もさることながら、その後の異物整理にもかなりの時間と労力を注ぎ、励まれている関係者の方々に敬意の思いとともに、根気強くないと務まらない仕事であるなと感心しました。
そんな発掘調査の一面を垣間見ることのできた、貴重な機会でありました。
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