梅津会館のリニュアール…!

旧市街地(鯨ヶ丘)の中央に位置する「梅津会館」は、今から78年前の昭和11年に、本市出身の実業家・梅津福次郎氏の寄付によって建てられたもので、角塔やアーチ型の車寄せなどを備えた本格的な庁舎建築です。

昭和53年までは市役所として、その後は郷土資料館として利用されてきています。

そのような中、現在展示スペースとな

っている2階の元議場や、1階部分の内装を元々の庁舎の雰囲気に戻し、多目的スペースとして利活用する計画が進んでおり、その状況について現地を視察してきました。

大理石でつくられた階段や、昭和初期のレトロな雰囲気が感じられる天井や壁。更には、外壁の主要を占めるタイル張りや、正面アーチのキーストーン部分の装飾等、常陸太田を代表する歴史的建造物のひとつとしても、大変価値のある建物であります。

是非、今回のリニュアールを機に、観光的な拠点として、また市民の誇れる施設として生まれ変わることに大きな期待をするとともに、利活用策についても提案をしていきたいと考えています。

コメントを残す