待望の『鯨ヶ丘トンネル』が、平成9年から実に15年の事業期間を経て、本日開通しました。
このトンネルは、常陸太田市の市街地(鯨ヶ丘)を貫く、全長128mの長さで、金井町(東バイパス)と木崎一町(西バイパス)の東西を結ぶ道路で、今後、中心市街地の活性化や交通渋滞の解消、住民の利便性向上につながるものと期待されています。
今日は、午前10時30分から開通式典が行われ、午後3時に供用が開始されました。
自分も午後4時頃に実際に通ってみましたが、これまでは丘の上を越えるか、駅前を廻らなければ、鯨ヶ丘の東西を行き来できなかったものが、住宅街の下を抜けて、あっと言う間に丘の向こう側に着いてしまう感覚が、まだ慣れないせいか不思議にさえ感じまし
通行量も、開通したばかりとあって、そんなに多くはありませんでしたが、今後は、日を増すごとに間違いなく増えることと思います。
また、トンネルの名称については計画当初より、地元住民の強い想いとして、是非、『鯨ヶ丘トンネル』と名付けて欲しいとの要望を伝えてきた訳ですが、その願いが叶って名前が掲げら
れたこと、大変嬉しく感じています。
これで、昔から「鯨ヶ丘」という通称で親しまれてきた名前が、今後は地図や車のナビでも表記されることとなり、歴史あるこの地名が、形あるものとして正式に刻まれたことも、地域の活性化への励みとなりそうです。
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