昨夜、地元倫理法人会主催による、前福島県知事である佐藤栄佐久氏を講師に招いてのセミナーが開かれました。
「福島原発の真実と日本のこれから~うつくしま・福島をあきらめない~」と題した講演には、市内外から多くの参加者が集い、皆さん熱心に聞き入っていました。
参議院議員時代に、中曽根さんの
随行でチェルノブイリ事故9ヶ月後に訪問した際の話や、知事就任後に疑問を持った出来事など、1時間以上にわたり、熱く語っていただきました。
その中でも印象的だったのは、欧州の多くの国では原子力政策を含む主要なエネルギー政策は、国民投票や国会の議決を経て決められているが、日本においては今後のエネルギー政策のあり方を示す基本計画でさえ、閣議決定で決められるなど、民主主義の熟度が問われている。今後のあり方については国民に問うべきであるとの見解を示され、自分も、未来のエネルギー政策については、一部の政党や国会議員のみならず、国民参加のもとで議論し、最終的には国民も覚悟の上、方向を定めるべきと考えています。
次世代に繋ぐ責任世代として、地域の将来、日本の将来のために、しっかりとした舵取りが、今、まさに求められていると思います。
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