2008年依頼、実に4年ぶりに真壁のひなまつりを鑑賞に伺いました。
今回は昨年の東日本大震災の影響で、真壁の歴史ある建物も家屋や蔵など多くが被災したため、当初開催があやぶまれていたそうですが、160軒の参加により、例年通り3月3日まで開催されることとなったようです。
平日の曇り空の中、会場となっている真壁の町並みには徐々に人が増え始
め、さすがに、“県内各地で実施されているひなまつりの牽引地区であるな…”、と納得いたしました。
そして、江戸時代や明治時代の貴重なひな人形はじめ、ひな飾りは勿論のこと、参加している各店の来場者への『おもてなしの心』が、しっかりと伝わってきて、感心すると同時に心地よさを感じさせれました。
寒さ厳しい中、店先で声をかけながら
案内し、お茶や漬物を無料提供するなど、来週から開催予定の常陸太田市・「鯨ヶ丘ひなまつり」にも、参考になる部分が多々見受けられ、とてもよい勉強になりました。
一方で、多くの建物の屋根がブルーシートで覆われているなど、心配される今後の改修関連ですが、重伝建地区に指定されているエリアの建物については、国が9割、残りの1割のうち、
75%を県が負担してくれることになっているとのことで、今後修復に向けた本格的な復旧工事が行われる予定ということで、安心いたしました。
また、昨年9月には、元々公民館があった場所に、モダンな建物の、「真壁伝承館」が新築されていて、真壁の歴史や町並みの貴重な資料が展示されており、その光景の様変わりに驚くと共に、お勧めのスポットですので訪れ
た際には、ご覧になってみてください。
来月3月3日以降は県内のひなまつりで開催しているのは、旧暦で実施の常陸太田・鯨ヶ丘だけとなります。
真壁同様、茨城を少しでも盛り上げられるよう、開催に向け、張りきって準備を進めていきたいと思いますので、是非、常陸太田にもお越しください。お待ち致しております。
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