中高連携

高校時代の恩師(野球部監督)から、常陸太田市の中学、高校の部活動の連携について提案があるとのことで、久しぶりにお会いしました。

監督の話によると、常陸太田市の県立高校が甲子園出場の夢を実現するためは、市内の中学生が進学にあたり、市外の学校へ流失している現況を変えなければならないという点と、そのためには、高校と中学の部活動指導者の連携、更には中学校同志が合同練習など交流を持ちながら、相互のレベルアップにつなげるような仕組みをつくる必要性を感じているということでした。

自分達の時代と違って、今は高校の選択肢が大幅に広がると同時に、少子化の影響により市内の高校も、募集人員の削減、更には統廃合の問題など、多くの課題に直面している状況にあります。

確かに、野球部をはじめ、市内の高校の部活動が好成績を挙げた時は、中学校で活躍した選手たちが地元の高校にまとまって進学をしているという裏付けがあります。

現在、日立の県立高校でも、中高一貫教育の実施に向け説明会を開くなど、新たな動きを始めています。

常陸太田も、日立電鉄線の廃線や路線バスの減少といった、通学の問題も含め、新たな方向を見出さなくてはならない時期にきていると感じています。

そんな中、今回の監督の提案には共感すると同時に、定年退職し、現場の指導からは離れたものの、常陸太田の野球の発展、そして甲子園初出場に向けてサポートしていきたいという、その強い想いを無駄にすることなく、是非、いい方向に前進できるよう、今後働きかけをしていきたいと思います。

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