出演者も皆、緊張した初日と比べ、多少気持ちも楽になり稽古通りの演技ができてきています。
毎回感じることですが、3日間を通して、日に日に舞台回数を増すごとに、観客の皆さんの反応も加わり、自分達の役づくりが進化していくのを実感することができます。
それというのも稽古場の雰囲気とは違い、お客さんの笑い声や、すすり泣く声などを直接感じることによって、演技への大きな励みとなり、会場全体が一体化し、舞台ならではの不思議な空間をつくりだしてくれるからです。
自分にとっても、橋の会での最後の舞台となります。
寂しい想いもこみあげてきますが、改めて気を引き締め、今回の「からゆきさん」の、更には5年間の総まとめとして、悔いの残らない舞台になるよう努めてまいります。
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