活動報告

令和5年12月議会開会…!


本日から令和5年第7回常陸太田市議会定例会が開会となりました。
会期は12月15日までの15日間です。

本日の本会議では、今定例会に提出されている報告6件、議案16件について執行部より説明が行われました。

本会議終了後は議会運営委員会が開かれ、来週5日からの一般質問発言通告者について、また2月に開催予定の茨城県市議会議長会第2回議員研修会の議員派遣について審議が行われました。

法人会からの要望書受理…!


太田法人会の成井副会長と泊事務局長が、令和6年度税制改正に関する要望書を議長あてに持参され、受理致しました。

毎年この時期に税制改正に関し全国法人会総連合で取りまとめた提言書を、市長及び議長あてに提出されているもので、

今年も「税・財政改革のあり方」、「経済活性化と中小企業対策」、「地方のあり方」、「租税教育の充実」、「地方税関係」、「森林環境税」の重点6項目について、提言内容の実現に向けた要望書を提出いただきました。

第42回民謡大会…!


常陸太田民謡楽鵬会による「第42回民謡大会」が、水府総合センターきらめきLa・ラ・ホールで開催されました。

宮田市長や西野県議等と共に式典に出席し、市議会を代表してお祝いの挨拶を述べさせて頂きました。

式典終了後は会員の皆さんが、日頃の稽古の成果を披露し、入賞目指して自慢の喉を競い合っていました。

川又会長はじめ楽鵬会の皆さんには、日本の伝統文化である民謡の普及および伝承に今後ともご尽力いただき、なお一層ご精進されますことを切に望むんでいます。

11月全員協議会…!


21日に11月の全員協議会が開かれ、執行部から、「第三セクター振興基金の設置について」、「指定管理料の見直しについて」、「旧JT跡地及び周辺エリアの整備について」、「常陸太田市空家等対策計画について」、「里美クリーンセンター廃止に伴う一般廃棄物の収集運搬許可業者への助成等について」、「公立認定こども園及び幼稚園の送迎バスについて」、「西金砂湯けむりの郷におけるレジオネラ属菌の検出について」、「戸別合併処理浄化槽設置整備事業の見直しについて」、「茨城ロボッツホームゲーム(常陸太田市デー)の開催について」、「学校給食センターにおける異物混入について」の10件について説明を受け、協議を行いました。

また、議会運営委員長より議会基本条例の評価及び検証の取り組みについて説明が行われると共に、総務委員長より敦賀市表敬訪問及び松原神社例大祭への出席報告が行われました。

林活議連による市内視察…!


常陸太田市森林・林業・林産業活性化促進議員連盟の取り組みとして、一昨日の午後に視察研修会を実施。

「プラトーさとみ」の一角に、昨年からサトウカエデ等の植樹が行われている森林環境譲与税を活用した「メープルリーフの森づくり」と、

地方創生道整備推進交付金事業を活用し、市道0139号線(真弓トンネルを含む)のネットワーク道路として、また区域内の木材活用促進と民有林の整備を進める目的で、9月1日から供用開始となった延長約1.8kmの「林業専用道・茅根線」を視察してきました。

メープルリーフの森づくりについては、家族連れで植樹イベントに参加される方が多く、今年は昨年を上回る方に参加いただいたという事で、本事業を通して森林への関心を高めると共に、二酸化炭素吸収源の増加へと繋げるなどカーボンニュートラルを目指しながら、将来にわたって継続して実施されることを願っています。

太田一高生徒会からの要望書受理…!


昨日の放課後に、太田一高生徒会6名の役員が議長室を訪れ、要望書を預かりました。

今年度、開かれた議会を目指す取り組みの一環として、市議会広報委員会メンバーが7月と9月の2回にわたり太田一高に出向いて、「住みやすく若者が集まる街づくりについて」をテーマに対話集会を実施。

その際に出された意見を生徒会側が整理し、今回、同校生徒の署名と併せ、「常陸太田駅待合室の冷暖房設置について」、「通学路の安全確保について(3箇所)」の二つの要望内容が記された要望書が提出されました。
学生の目線で地域の課題を見つけ、生徒へのアンケートや署名を通して現状を調査し、地図や画像などが添付されたわかり易い立派な要望書は、議会としても真摯に受け止め精査を行った上で、しっかりと執行部へ繋いでいきたいと思います。

市長へ要望書提出…!


6月から7月にかけて「地域農業」をテーマに、市内4地区で実施した今年度の議会報告・意見交換会で、参加された市民の皆さんから出された意見を議会として取りまとめ検討を行い、本日、宮田市長に要望書として提出してきました。

要望内容としては「担い手の育成支援」、「中山間地域等直接支払制度活用のための集落協定維持に対する支援」、「小規模農業者への支援」、「担い手への農地の集積・集約化」の4項目です。
今回、議会改革の一環として議会報告・意見交換会で出された意見を、初めて要望書として提出させて頂きましたが、是非、執行部においても、内容精査の上、真摯に対応いただけることを期待しています。

馬坂城築城890周年記念ハイキング…!


市内・天神林町の馬坂城築城890周年を記念するハイキングが、秋晴れの下、佐竹地区の皆さん約120名が参加して開催されました。

オープニングセレモニーには滝教育長と共に自分も出席し、市議会を代表してお祝いの挨拶を述べさせて頂きました。

また、地元「天神はやし保存会」メンバーによる勇壮な太鼓も披露されるなど、華を添えていました。

出発前には、ラジオ体操と長生き上手音頭を踊って、しっかりとフォーミングアップを行い、

4班に分かれ「佐竹寺」「馬坂城址」などの史跡ポイントを、同城址保存会による説明を受けながら、約2時間30分に渡る「歴史の古道めぐり」を楽しまれていました。

視察最終日は福岡県大木町を訪問…!


視察3日目は大木町にあるバイオマスセンター「おおき循環センター」を訪問し、環境課職員より「循環型社会に関する取り組みについて」説明頂きました。

大木町では生ごみを分別することで、燃えるゴミの減量化を促進すると共に、有機液肥として農地に還元する「循環のまちづくり」の先進地として取り組まれています。

また生ごみと併せて、し尿・浄化槽汚泥なども加えて、メタン発酵時に発生するバイオガスをエネルギーとして施設内の電力に使用。更には浄化槽汚泥の上澄み水を微生物の働きできれいな水にして、施設内の洗浄水や各家庭の浄化槽の張り水として再利用するなど、まちのゴミを資源として循環活用しています。

「大切な自然と資源は未来世代からの預かりもの!」、「子どもの時代につけを残さない地域社会づくり」といった考え方には共感を覚えると共に、日本初の試みとしてスタートした紙おむつを建築用壁材に再生させる取り組みや、“不要なものを必要な人へ橋渡し”をスローガンに、ごみを増やさない取り組むとして実施しているリユース(再利用)プラザの運営など、大木町ならではの特徴的な取り組みについて、今後も注目していきたいと思います。

視察2日目は熊本市を訪問…!


視察2日目は熊本市を訪問し、防災対策課審議員から「熊本地震における避難所運営について」、避難所設営訓練の実施状況や、避難所運営における諸課題への対応策、今後の課題等について説明を頂きました。

熊本市では熊本地震の教訓から、令和4年10月に「熊本市防災基本条例」を施行して、「自助・共助・公助」の役割りを明確にすると共に、地域防災力等の強化に取り組んでいることが解りました。
なかでも、校区ごとに設置されている「校区防災連絡会」及び「避難所運営委員会」は、地域による避難所運営体制を整備するために作成された制度で、避難所毎に地域の実情に合わせた「避難所運営マニュアル」を基に、校区防災訓練等が行われているという事で、参考にすべき点を多々感じました。

また熊本市役所は熊本地震で石垣の崩落など大きな被害を受けた、まちのシンボルでもある「熊本城」のすぐそばにあり、庁舎の窓からは素晴らしい景色が望めると同時に、震災を風化させない上でも大変意味深い場所に立地されているように思いました。